ASDグレー中学生/集団塾での体験談/子どもの塾選びのポイント

今回は「塾」をテーマに書いていきます。

昨年くらいから、娘みみコの塾を検討していました。

最近やっと決まり、4月から始める予定です。

私自身も中学生の時に塾に通った経験があるので、集団指導塾に通った私の体験談と娘の塾選びのきっかけや決断のポイントについてお話します!

《ASDグレー/中学生/ふたハ》集団指導塾に通い始めたきっかけ。

中学校の入学をきっかけに、習字やピアノなどの習い事をやめ、塾に通い始めることになったふたハ

自分から塾に行きたいと言ったわけではなく…。

習い事と同様に母に行くように言われたから通っていました。

ふたハ
ふたハ

このころは、母の言うことは全て正しい!考えが根底にありました。

自分の考えや意見はなかったです。

決められたことや答えがあるものを行うことが安心できました。

自分で考えたり想像することは難しくて嫌でした。

勉強は嫌いではなかったので、塾に行くことに関しては嫌ではなかったです。

通った塾では、数学と英語を教えていて、1クラス15~20人くらいいました。

いわゆる、集団指導タイプの塾でした。

《ASDグレー/中学生/ふたハ》集団指導塾での体験談とデメリット。

塾は週に2日通いました。

時間になれば塾へ行き、学校と同じような雰囲気でした。

決められたスケジュールをこなすことは得意だったので、時間になれば行き渋ることなく通い続けましたが、塾の雰囲気はあまり好きではありませんでした。

《ASDグレーふたハが苦手だった集団指導塾での場面》

  • 人数が多く周りが気になってしまう
  • 分からない時に質問しづらい
  • 家から近い塾だったため、全員顔見知りだった
  • 自由席で2人1組の席で、毎回ペアで座れず1人で寂しい思いをした
  • 休憩時間の過ごし方が気まずい

勉強以外のことで気になってしまうことが多かったです。

他の塾の選択肢があれば、いろいろ試したかったですし、自分に合った塾に通いたかったです。

《繊細娘/小学生/みみコ》紙のテキストで家庭学習に取り組んだ結果。

幼稚園で進研ゼミ(チャレンジ)のチラシをもらってきたみみコ

珍しく、みみコからやりたいと言ってきたので、チャレンジへの入会を決めました。

チャレンジ(紙のテキスト)にするのか、チャレンジタッチ(タブレット)にするのか迷いましたが、小学1、2年生はチャレンジ(紙のテキスト)を選択しました。

《紙のテキストを選択した理由》

  • ゲームやYouTubeが大好きで長時間画面を見続けていたので、タブレット学習だとさらに画面を見る時間が長くなってしまうため
  • 手の不器用さがあったので、紙に書く経験を増やすため

チャレンジ1、2年生の取組状況

チャレンジが届くと喜んで、届くとすぐに中身を確認していた。

テキストよりも付録が楽しみなようで、まずは付録の方を取り組んでいた。

組み立てが必要なものは、一緒に手伝うこともあった。

テキストは、初めのうちはどうやって進めてよいのか分からない様子だった。

そのため、毎月問題をためないように一緒に計画を立て、進捗状況を確認していた。

さらに、自分で問題を読み解く力が弱く、丸つけや間違った問題の解説を一緒に行っていた。

みみコの横について私も一緒に取り組むことが多く、みみコの家庭学習の時間を確保するのが大変でした。

ふたハ
ふたハ

この時期は、息子のぱんタの対応に超苦戦中で

心にも時間にも余裕のないころでした💦

《繊細娘/小学生/みみコ》タブレット教材に変更したきっかけ。

さらに困ったのは、間違いを指摘するとみみコのやる気がなくなってしまい、スムーズに進まないことが増えました。

学年が上がるにつれて、問題が難しくなってきて、みみコうっかりミスが目立つようになってきました。

ふたハ
ふたハ

何でできないの?

ここはこうしたらできるよ!

みみコ
みみコ

言われなくてもわかってる!あっちいって!

このやりとりを何回繰り返したことでしょう…。

冷静になると言い方が良くなかったな…と思うのですが、教えるのに必死で熱意が入ってしまうとつい言葉が出てしまいます。

私の言葉にみみコが怒り、余裕のない私もみみコの怒りをかってしまう…という悪循環に陥ることがよくありました。

このまま続けていてもお互いに良くないと思い、3年生になるタイミングで紙のテキストからタブレット教材に変更することにしました。

《繊細娘/小学生/みみコ》タブレット学習のメリットとデメリット。

タブレット教材にしてよかったこと》

  • 丸つけをみみコ自身でできるようになった
  • みみコ自身のタイミングで取り組める
  • 母(ふたハ)の負担が減った
  • 母(ふたハ)と娘(みみコ)のケンカが減った
  • 紙の処理が少なくすむ(整理整頓が苦手なふたハみみコにとってはありがたい)

みみコ1人でできるようになり、タブレット教材にしてよかったと思いました。

しかし、続けていくうちに気になることが出てきました。

ふたハが気になったタブレット教材のみみコの取組み方

  • 高学年に上がるにつれ問題が難しくなり、分からないまま飛ばしてしまったり、時間がない時は適当に回答を押してしまうようになった
  • だんだんやりきれずに、ためてしまうようになった
  • タブレットで自動採点・解説をしてくれるので、任せっぱなしになってしまった
  • 勉強の前にタブレットのミニゲームにつられてしまう
  • ゲームや付録がメインになってしまい、勉強の本来の楽しさが分からない
ふたハ
ふたハ

このまま身につかないまま進めていっていいのかな?

問題を取り組んでいるだけになってしまっている?

《繊細娘/小学生/みみコ》タブレット教材から塾への移行を試みる親の奮闘。

勉強が好きでないみみコ。私に言われるからやる。先生に怒られるからやる。

言われたことや与えられたことをきっちりこなすことも大切ですが、みみコには主体性をもって何事にも取り組んでほしい想いが強くありました。

私が直接教えてあげられたらよいのですが、私も学生の頃は受け身人間だった手前偉そうなことは言えず…。教えられる技量もなくお手上げです。

とはいえ、みみコの学習環境を整えたくて、少し早いかなと思いましたが、塾を進めてみました。

初めのうちは現状のまま(タブレット教材)がいいと言っていたみみコ

楽な方に逃げがちなみみコ

どうやら自分のペースでのびのびでき、付録やゲーム等のお楽しみがある今の学習環境がいいらしい。

私1人の説得では無理だと思い、夫のくまTに相談してみました。

珍しく意見が合い、くまTは変更することに賛成でした。

意見が対立すると面倒ですが、方向性が合致すると頼もしい限りです。

くまTとタッグを組み、みみコの説得にあたりました。

親の都合で無理やり変えてしまえば手っ取り早いのですが、何をやるにしても本人の気持ちが根底にないと、どんなにいい教材であっても無駄になってしまいます。

なので、みみコの気持ちが塾に向くように働きかけました。

私は、いくつかみみコの条件に合いそうな塾を調べて、長期休みで余裕のある日を狙って、まずは体験からやってみない?と誘ってみました。

くまTは、現状のみみコの取組み状況を分析し、論理的な説得を何度もしていました。

《繊細娘/小学生/みみコ》多すぎる塾の選択肢。子どもの条件と塾にかかる費用。

いざ、塾を探そうと思った時に、いろいろな種類がありすぎて困りました。

みみコは自分の意志がしっかりしているので、本人の希望をまず聞きました。

みみコの希望する塾の条件》

  • オンラインがいい(遊ぶ時間を確保したい。慣れた家の環境の方がいい。)
  • 1対1がいい(大人数だと聞きにくい。)
  • 授業時間は1時間以内がいい(集中力がない。長い時間は集中できない。)

私は、家だとぱんタがいたりすぐにゲームやYouTubeが見られる環境のため、集中できないので、通塾の方がいいのでは?と思いました。

ですが、オンラインだったらやってもいいとみみコが言うので、本人の意向を聞きオンラインから始めてみることにしました。

また、学校の授業中、周りの声が気になって集中できないことがあるということを最近教えてくれました。

ぱんタの感覚過敏がひどくぱんタに気が向かいがちですが、みみコ音に敏感なところがあるのは気になっていました。

そのため、集団指導よりも個別指導の方がいいと私も思いました。

ふたハ
ふたハ

オンライン塾の場合…ネット回線やタブレット・PCが必要になってきます

授業料だけでなく入会金、年会費、テキスト代、登録料、システム管理費…など

意外と費用がかかります…💦

さらに、個別指導となると費用も高くなるので、予算をしっかり決めておくことも大切です!

《繊細娘/小学生/みみコ》子どもの希望を重視してオンライン個別指導塾に決定。

みみコの条件に合いそうな塾をピックアップして、それぞれの塾の特色や予算を考慮して、塾の候補を3社絞りました。

その後、実際にみみコに体験してもらい、最終的にはみみコが自分で決めました。

ふたハ
ふたハ

実際に始まると、良い部分や気になる面がたくさん出てくると思いますが…

まずは、みみコが楽しく継続できることを期待しています!

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