ASDグレー中学生奮闘/苦手な先輩との関りから得られたもの

コミュニケーションが昔から苦手でした。

その中でも自分から話しかけることは特に苦手でした。

今回は自分から話しかけられるようになったきっかけについて書いていきます!

休み時間に部活の先輩とバッタリ遭遇。あいさつできずに後悔。

吹奏楽部に入部したふたハ

文化部でしたが、毎日練習があり、先輩後輩の上下関係がしっかりした部活でした。

やさしい先輩がたくさんいましたが、中には近寄りがたい雰囲気の苦手な先輩もいました。

まだ入部して間もないころでした。

休み時間に歩いていると、先輩らしき人たちが前から歩いてきていることに気づきました。

人の名前や顔を覚えるのが苦手で、先輩の顔と名前が一致せず先輩かどうか自信がありませんでした。

迷っているうちに、あいさつをしないまま通り過ぎてしまいました。

すると、「あの子、一年生だよね。」「無視したよね。」「あいさつしないなんて生意気。」

と、後ろから先輩たちの声が聞こえてきました。

直接言われなかったものの、実際に聞くと、グサッと先輩たちの言葉が心に突き刺さりました。

間違ってもいいからあいさつしておくべきだった!と、とても後悔しました。

逃げずに自分からあいさつをしてみた結果。

先輩たちの言葉がなかなか忘れられず、その日はモヤモヤして終わりました。

聞こえなかったふりをして、なかったことにしてしまおうか…。

気づかなかったふりをして、とぼけてしまおうか…。

いつものように、回避することもできました。

ですが、せっかく楽しくなってきた部活動を嫌な気持ちで過ごしたくありませんでした。

翌日、朝練習のため、部室に行くと、ドアの前で先輩たちが話をしていました。

とても緊張しましたが、今日は絶対自分からあいさつをする!と心に決めていました。

『いけ!!』

と、自分自身に気合を入れて、自分から先輩たちに挨拶をすることができました。

先輩たちはあいさつを返してくれたと記憶しています。

若干一方的になってしまった感はありますが…。

声の大きさの調整とタイミングに課題は残りましたが…。

それでも、自分からあいさつをできたことが誇らしかったです。

苦手な人との関わりがコミュニケーション力アップにつながる。

苦手な人からは逃げた方が楽です。

嫌いな人とは極力関わりたくないです。

コミュニケーションが苦手は私は、自分と合う相手だと話したいことが自然に出てきますが、自分と合わない相手だと言葉が全然浮かばず話が続きません。

でも、分の考えを変えてくれたり自分の可能性を広げてくれるのは「苦手な人」や「嫌いな人」がきっかけなことが多いです。

長い人生、どんなに「苦手な人」や「嫌いな人」との関りを避けても関わらないといけない機会は出てきます。

回避することも一つの手段ですが、時には向き合う選択をしてみるのもよい手段です。

ふたハ
ふたハ

自分と違った意見でを受け入れることで視野が広がります!

いつもと違うタイプの人との関りはコミュニケーション力アップにつながります!

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