発達障害のリスク
「発達障害」かな?と疑い始めた頃に、自分や子どもが「発達障害」かどうかということが一番気になっていました。実際に「自閉スペクトラム症です。」と言われ、すごく落ち込みました。ですが、診断が出たからといって、今までの生活や診断を受けた方自身が診断を境に変わってしまうことはありません。私の周りでは、発達が気になるところがあっても、診断が怖くて病院に行っていない親子がたくさんいます。私は、原因がはっきりしたことで対応しやすくなり、早く診断してもらってよかったと思っています。

診断を受け止める時はかなりメンタルが削られます💦人によるかもしれませんが、私はものすごく凹みました💦さらに、診断を受け入れるのには数年かかりました。
診断をする際は、気持ちに余裕をもって行くことをおすすめします。1人で受け止められなさそうであれば、パパや親族の方と一緒に受診するのも一つの手です!
「発達障害」かどうかというよりも、発達障害によって一番こわいのは、「二次障害」です。二次障害とはコミュニケーションを上手くとれないことで起こる二次的な問題のことです。周りの人たちが特性を理解して接することで自己肯定感の低下をふせぐことが大切です。
二次障害の症状
二次障害の症状は以下のようなものがあります。
参考:発達障害の二次障害とは?〜原因・症状・行動〜【予防と対応のステップ】│一般社団法人 こども発達支援研究会
■精神的な症状
- うつ病
- 依存
- 対人恐怖症
■身体的な症状
- 発熱
- 下痢、嘔吐
- 頭痛
- 不眠
- 食欲不振
■問題行動
- 不登校
- 引きこもり
- 暴言・暴力

~ふたハの症状の例~
無気力、頭痛、腹痛、パニック、過呼吸、うつ症状、突然不安におそわれる、暴言、ものにあたる、対人恐怖症
社会人の時に周りの人とコミュニケーションが取れず、仕事での失敗が続いたことがありました。「自分はこんなにもできなかったんだ…。」と自己肯定感が下がってしまい、精神的に辛い時期がありました。
子育てでぱんタのASDが発覚した時に、周りに相談せずに1人で抱え込んでしまいました。そのため、精神的に追い詰められてしまい、二次障害の症状が出てしまった時期があります。
今は、相談できる環境があり、私自身も困ったときは相談するように心がけています。自分の気持ちを相手に伝えられるようになったおかげか、今は心身ともに安定しています。
~ぱんタの症状の例~
癇癪、ものをなめる、ものをかむ、爪かみ、登園しぶり、チック症
3歳くらいのときは癇癪がピークでした。当時、ぱんタが何に怒っているのかが分からず、いつ起こるか分からない癇癪にビクビクしながら過ごしていました。言葉で「イヤ!」「ダメ!」と言えるようになってから癇癪は減り始め、現在はなくなりました。
同時期にチックの症状もありました。ぱんタの場合は、ウインクのように片目をパチパチさせていたり、前歯を下唇にかみしめた表情をよくしていました。現在、症状は改善しています。
小学生の今は爪かみとものをなめる・かむ癖が幼稚園の年長くらいから激しくなり今現在も続いています。私が気になってしまい何とか止めさせたいと思った時期もありました。でも、今は無理にやめさせようとせずに学校や放デイの先生と情報共有をしながらみんなで見守っています。いつかなくなるといいなと思っています。