ASDグレーゾーン中学生困惑/異性の友達づくり失敗談

ふたハ中学1年生。人生初のモテ期を経験しました。

しかし、中学生になっても男子に対するコミュニケーションは苦手でした。

そのため、どう対応してよいのか分からず、相手に対して誠意のない対応をたくさんしてしまいました。

ふたハ
ふたハ

自分が相手から拒否されたり逃げられる場面を想像してみると

傷ついたり嫌な気持ちになります。

今は、多少ですが、相手の立場になって考えられるようになりました。

しかし、当時は自分のことで頭がいっぱいで、相手の気持ちを考えることができませんでした。

モテ期到来。ASDグレーな私にとっては困惑と逃避の毎日。

中学校に入学して、新しい友達ができ、部活動も決まり、少し慣れた頃でした。

知らない男子同級生や男子先輩によく話しかけられたり、小学校が一緒だった男子から告白されたり…モテ期に突入しました。

男子とのコミュニケーションの経験がなかったので、どう対応してよいのか分かりませんでした。

結果的に、男子とのコミュニケーションを「回避する」選択をしました。

【中学生ふたハの男子への対応(回避パターン)】

  • 聞かれたことだけに答え、最小限の会話にする。
  • 見たことがある人なのに知らないふりをする。
  • なんとなく知っているのに分からないと嘘をつく。
  • 誘われているのに気づかないふりをして逃げる。
  • できる限り目を合わせずに避ける。
ふたハ
ふたハ

あまりおすすめできる対応ではないです…💦

せっかく好意をもって話しかけてくれた相手に対して、不誠実な対応をとってしまったなと後悔しています。

男子とのコミュニケーションを回避し続けた結果。

男子とのコミュニケーションを回避し続けたら、あっという間にモテ期は終わりました。

声をかけてくれる男子がいなくなる中、1人だけ何度も話しかけてくれた男子の先輩がいました。

始めはチャラチャラした印象でからかわれていると思い警戒していましたが、何度も声をかけてくれるうちに、話しかけてくれるのが楽しみになりました。

次第に、私からも話しかけてみようと思う気持ちが芽生えてきました。

すると、その途端に先輩の態度が急変したのです。

話しかけてくれないばかりか目さえも合わなくなってしまいました。

他に気になる子ができたのか、愛想の悪い私に興味がなくなったのか。

この出来事をきっかけに男子の苦手意識がさらに高まってしまいました。

嘘を積み重ね、避けたり逃げたりを繰り返し、気づかないうちにたくさんの人を傷つけた行いが返ってきた

自業自得です。

ふたハ
ふたハ

せっかく男子と話せるようになるチャンスだったのに…

もったいないことをしたな。

ふたハ
ふたハ

あの時一歩踏み出していたら…学生時代に恋愛をしてみたかったな。

男子とのコミュニケーションが苦手だった理由。

特にトラウマになるような経験はありませんでした。

もともとコミュニケーションが苦手で小学生のころから少しずつ経験を積んできました。

家族→先生→女子の友達…と話せる範囲が広がってきました。

しかし、男子の友達はなかなかできず男子とのコミュニケーションを避けてきたので、経験が足りないことが原因だと感じます。

また、自閉スペクトラム症(ASD)の特性の「相手の気持ちを読み取るのが苦手」なことから、男子の行動や男子の考えが理解できない怖さや不安がありました。

小学校のころと同様男子が自分のパーソナルスペースに入ると警戒心が出たり不快感におそわれたりすることがよくありました。

異性とのコミュニケーション力を向上させる方法。

その後、モテ期がおとずれることはなく、学生時代に恋愛を経験できず、寂しい学生生活を送ることになりました。

あの時、一歩踏み出していれば、もっと充実した学生生活を送れたかもしれません。

とはいえ、中学生の私は男子や恋愛への興味はなく興味よりも苦手意識の方が強かったので、無理せずに回避することは一つの手段でした。

自分と相談して時には回避すること大切です。

ですが、回避し続けていてはコミュ二ケーション力は上がりません。

コミュニケーション力の向上のためには経験を積むことが大切です。

上手くいかない事はたくさんありますが、失敗しても経験値は積めるので無駄にはなりません。

ふたハ
ふたハ

学生時代、男子とのコミュニケーションができなかった私ですが、

今は男性と話せることができています。

異性や恋愛に興味が出てきた時など自分のタイミングで行動して、経験を少しずつ積みましょう!

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