前回からの続きです。
家族旅行(平日のUSJ)1日目の振り返り中です。
絶叫得意チーム(みみコ・くまT)が「フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ」に乗るため、アトラクション苦手なASDチーム(ぱんタ・ふたハ)はどこかで時間をつぶすことに…。
ハリーポッターエリアで待ち時間を過ごすのは難しいと判明したので、ユニバーサル・ワンダーランドエリアに移動しました。
自閉症息子のぱんタが安心して過ごせるワンダーランドエリア。
ユニバーサル・ワンダーランドはファミリー向けのエリアです。
ワンダーランドには、屋内のプレイランドがあり、他のエリアと比較すると優しめなアトラクションが多い印象です。
特に、屋内プレイランドは、ぱんタが疲れた時やクールダウンをするために何度も立ち寄っていて、我が家には欠かせない場所です。
ぱんタが乗るのは「ビッグバードのビッグトップ・サーカス」一択。
とはいえ、アトラクションが苦手なぱんタは、ぱんタよりもはるかに小さな子が楽しそうに乗っているアトラクションでさえ乗ろうとしません。
前回USJに来た時に、「エルモのリトル・ドライブ」は1度乗ったことがあります。
当時のぱんタは車が好きでしたので、「エルモのリトル・ドライブ」は乗れそうだと判断しました。
さらに、「エルモのリトル・ドライブ」には、年齢制限(6歳の未就学児まで)があり、今乗らないと次回のチャンスはないと思い、乗せてみましたが…。
ぱんタにとっては微妙だったようで、自分から乗ろうとすることはそれっきりありませんでした。
他にも、「ハローキティのカップケーキ・ドリーム」、「モッピーのバルーン・トップ」、「エルモのゴーゴー・スケートボード」・「フライング・スヌーピー」など。
これらの、アトラクションも1度も乗ったことがありません。

視界に入っていないのかな…?
チラ見すらしません。
ですが、「ビッグバードのビッグトップ・サーカス」は、ぱんタのお気に入りで立て続けに3回乗りました。

ただし、動物にはまたがず、ベンチに座ってでしか乗らないぱんタ。
ちなみに、「ビッグバードのビッグトップ・サーカス」はメリーゴーランドのようなアトラクションです。
今回に限らず、メリーゴーランドに乗る時は必ず馬車やベンチなど座れるものをチョイスしています。
1人でまたいで乗るのが怖いのか…?
メリーゴーランドは座って乗るというぱんタのこだわりなのか…?
どちらにしても、馬車やベンチのような座席は少なく限りがあるので、毎回座席の確保にハラハラさせられます。
「よやくのり」対象のアトラクションでも「ゲストサポート・パス」は使用可能。
さて、ワンダーランドエリアにあるアトラクションには「よやくのり」というサービスがあります。
「よやくのり」とは、ユニバーサル・ワンダーランド内の指定アトラクションの乗車時間を指定予約することができるシステムです。
予約時間までは列に並ばず、プレイランドやアスレチックで遊んだり、お食事やお買い物など、他の体験を楽しむことができます。
そもそもぱんタがアトラクションにあまり乗らないので、ワンダーランドエリアで「ゲストサポート・パス」や「よやくのり」を使ったことはありません。
ですが、「よやくのり」対象のアトラクションでも「ゲストサポートパス」が使用できます。
混雑日に行く場合はどちらのサービスも活用しながら、お子さんの負担を少しでも軽くして楽しめるといいですね!
「ビッグバードのビッグ・ネスト」をひたすら楽しむ。
「ビッグバードのビッグトップ・サーカス」を楽しみ、他に乗りたいアトラクションはなさそうなので、ワンダーランドエリア奥にある屋内プレイランドに移動しました。
着いて早々、ぱんタがドはまりしたは、「ビッグバードのビッグ・ネスト」でした。
ただし、メインのジャングルジムの方ではなく、ジャングルジムを囲うように設置さていたトンネルのような遊具の方に夢中になっていました。
前回の時は整備中で遊べなかったので、初見なのですが…。
なぜか、ぱんタには惹かれるものがあったようです。
とにかく、ぱんタはその遊具にとりつかれたかのようにひたすらくぐって遊び続けました。
ときおり就学前の小さな子ども達と競いながら、得意げに何周も遊んでいました。
参考資料:ビッグバードのビッグ・ネスト|アトラクション|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|USJ
身長制限で「エルモのバブル・バブル」に惜しくも乗れず…。
ぱんタがトンネルをくぐり始めて30分が経過しようしていました。
ぱんタはまだ楽しく遊べそうでしたが、私が見飽きてしまったので、同じプレイランド内にある「エルモのバブル・バブル」に誘ってみました。
始めは嫌そうにしていたぱんタでしたが、次第に乗ってみようかな…と前向きな言葉が出始めました。
そこで、一旦「ビッグバードのビッグ・ネスト」を離れて、「エルモのバブル・バブル」の方へ行ってみました。
すると、アトラクションの入口でスタッフが身長を確認していました。
精神年齢は実年齢よりも低いぱんタですが身長は実年齢の平均並みあります。
この時、ぱんタの身長は122センチを少し超えていました。
「エルモのバブル・バブル」は身長制限が設けられており、以下のようになっています。
身長制限:単独乗車時の身長122cm以上
付き添い者同伴の場合は、92cm以上*付き添い者:精神的・身体的に健康な中学生以上で、単独利用の利用基準を満たしている方
よって、122センチを超える子は1人で乗ってほしいとスタッフから説明がありました。

1人はムリ!のらない!

ですよね…。
その結果、残念ながら乗ることができませんでした。
姉と弟でアトラクションに対する興味が違いすぎて困る母ふたハ。
そして、くまTからLINEが届きました。

LINE
「フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ」乗ってきた。
待ち時間60分になっていたけど、40分待ちくらいで乗れた。
みみコが一瞬で終わって、思ったより怖くなかったと言っている。
物足りなかったから、その隣のアトラクションにも乗ってくる!
待ち時間も30分くらいですぐ乗れそう。
行ってきます!
みみコがこんなに絶叫系アトラクションに乗れるとは想定外でした。
みみコが2歳くらいの時は、怖くて滑り台から降りてこられなかった程ビビりだったのに…。
あの頃からは想像できない程の変貌ぶりです。
姉弟でタイプが違うと、一方はやりたいことを我慢したり、もう一方はやりたくないのに我慢して付き合わないといけなかったりで、どっちに寄り添えばよいのかいつも困ります。
再び、「ビッグバードのビッグ・ネスト」へ戻るぱんタ。
さて、待ち時間が延長になったASDチーム(ぱんタ・ふたハ)。

ぱんタ!もう少し待つからまだ遊べるよ!
ぱんタの行きたいところでいいよ!
と、ぱんタに声をかけて、ぱんタが向かった先は…「ビッグバードのビッグ・ネスト」でした。
ついさっき、何十週もトンネルをくぐり続けているのに、1周目と同じくらい楽しそうな様子で、またトンネルをくぐり始めました。
結果的に、「ビッグバードのビッグ・ネスト」だけで、1時間余裕で過ごせました。