自閉症息子が乗ったアトラクション3選~レゴランド編③~

自閉症息子のぱんタと一緒に初めてレゴランドに遊びに行った時のお話です。

自閉症スペクトラム症の子どもが楽しく過ごせるように工夫されているレゴランド

アトラクションが苦手なぱんタでも乗れそうなものが多い印象でした。

ふたハ
ふたハ

レゴランドのアトラクションならたくさん乗れるかも!

しかし、実際にぱんタが乗ったアトラクションは3つのみ…。

というのも、誘っても頑なに行こうとせず、一歩も足を踏み入れていないエリアがあったからです。

マップを見ると、ぱんタの滞在エリアは向かって右側のエリアに偏っています。

ふたハ
ふたハ

本音は全部のエリアを周りたかったです。

左側のエリアに行けず残念です。

しかし、初めての場所は苦手なぱんタ

そのため、初めてのレゴランドで全体の半分のエリアに行けただけでも良しとします。

さて、今回はぱんタが乗ったアトラクションについて紹介したいと思います!

ぱんタのお気に入りの「ロスト・キングダム・アドベンチャー」。

まず、ぱんタが3回乗った「ロスト・キングダム・アドベンチャー」の紹介です。

「ロスト・キングダム・アドベンチャー」はアドベンチャーエリアにあります。

自動で動く車に乗りながら、備え付きのレーザー銃で的を撃ってポイントを集めるアトラクションです。

シューティングタイプのアトラクションは好きなぱんタ

ぱんタの視点による「ロスト・キングダム・アドベンチャー」のおすすめポイント》

  • レーザー銃を打つ音が耳に優しい。「ボン」と低い音で、聴覚過敏のぱんタでも平気でした。
  • レーザー銃の横にある画面に得点が表示され、的にあたると数字が増えていくのでおもしろい。
  • 車のスピードがゆっくりで安心。
  • 順位が出ないので、勝ち負けにこだわりがあるぱんタでも怒らずに乗れる。
ふたハ
ふたハ

「感覚ガイドリスト」では、音と視覚の項目が「6」レベルでレゴランドのアトラクションの中では高めの設定になっていますが、ぱんタは乗れました。

ちなみに、古代遺跡を探検する設定のため、全体的に薄暗いです。

初めて乗る方ですと、怖く感じるお子さんもいるかもしれません。

「ロスト・キングダム・アドベンチャー」で「アシストアクセスパス」を使用する場合の注意点。

また、「アシストアクセスパス」を利用する場合は、「スキップパスレーン」専用の入口があります。

ふたハ
ふたハ

初回に乗った時は間違えて通常レーンに並んでしまいました。

通常レーンの入口のとなりに「SKIP PSSS」と表示のある入口があり、そちらから入ります。

さらに、「ロスト・キングダム・アドベンチャー」の「スキップパスレーン」の入口は通常の入口とは別になっていますが、中に入ると、通常の待ち列と「スキップパスレーン」の列が近いです。

アトラクションに乗る手前で、通常の待ち列で並んでいる方の隣で少し待つことになります。

そのため、「アシストアクセスパス」をスタッフさんに提示するときに、長時間待っている方の視線が痛く、若干の気まずさはあります。

ですが、ぱんタが自分から進んで乗ってくれる唯一のアトラクションなので、周りの視線は気にせずに乗りました。

定番アトラクションの「サブマリン・アドベンチャー」。

次に、レゴランドに到着して1番最初に乗った「サブマリン・アドベンチャー」の紹介です。

「サブマリン・アドベンチャー」もアドベンチャーエリアにあります

あまり乗り気ではないぱんタでしたが…。

着いたばっかりで余裕があったおかげか、誘ったらすんなり乗ってくれました。

「サブマリン・アドベンチャー」は、潜水艦に乗って海底を探検でき、潜水艦の窓をのぞくと本物の魚やレゴ作品をたくさん見ることができます。

前に並んでいたグループが潜水艦に乗り込み、水の中に入っていく様子をみて、乗る直前は少し不安そうな様子のぱんタでした。

ちなみに、潜水艦の中は、潜水艦中央にある階段を下りていくと左右に座席があります。

1つの潜水艦でたくさんの人数が乗れ、我が家の他に2組の家族グループも一緒に乗りました。

そして、いよいよ潜水艦が水の中へと進みます。

すると、乗ってすぐに、あと何分したら潜水艦から降りられるのかを確認せずにはいられないぱんタ

初めて乗るタイプのアトラクションで見通しが分からないことや水の中にいる不安が大きく、落ち着いて魚を見る余裕はなさそうでした。

ぱんタが楽しめたポイントをあげるとするなら…。

体験中に細かい泡が出てくる箇所がいくつかあり、ぱんタはこの泡が気に入ったようです。

泡が出てくる様子を潜水艦の窓からくい入るようにじっくり見ていました。

消防車の運転と消火活動ができる「レスキュー・アカデミー」。

最後に紹介するのは「レスキュー・アカデミー」です。

自分の服がぬれるのは嫌いなぱんタですが、水をかけるのは好きなぱんタ

「レスキュー・アカデミー」は消火体験(火のパネルに向かって水をかける)ができます。

そのため、ぱんタにやってほしいアトラクションの一つでした。

ただ、園内を右回りルートで進んで行ったので、「レスキュー・アカデミー」はレゴシティエリアの一番端の奥にありました。

レゴシティエリアの途中まではどんどん歩いていくぱんタでしたが、真ん中くらいまで来ると突然アドベンチャーエリアへ引き返してしまうぱんタ

そのため、なかなか「レスキュー・アカデミー」にたどり着けませんでした。

3回くらい行き来を繰り返し、やっと「レスキュー・アカデミー」の前まで着きました。

最初は乗ってみようと誘っても、嫌がっていたぱんタ

「レスキュー・アカデミー」は屋外のアトラクションのため、外から他の人がやっている様子を見ることができます。

そこで、ぱんタをなだめながら、他の人やっている様子を一通り見学しました。

すると、どんなことをやるのか見通しが立ち安心したようで、乗ってくれました。

「レスキュー・アカデミー」体験中に気をつけるポイント。

《「レスキュー・アカデミー」の流れ》

  1. スタッフさんに案内された消防車にのる。
  2. スタッフさんの号令を合図に、車内のレバーを上下させて消防車を前進させる。
  3. 消火位置に着いたら、消防車から降りる。
  4. ポンプを上下させて火のパネルに向かって水をかける。
  5. 消火が完了したら、消防車にのる。
  6. 車内のレバーを上下させて消防車をスタートの位置まで戻す。
ふたハ
ふたハ

工程が多いアトラクションです。

レバーやポンプの上下は、小さいお子さんと一緒に乗る場合は大人の協力が必須です。

《「レスキュー・アカデミー」体験中に気になったこと》

  • 6台の消防車が一斉に出動して、消火活動を行うため、もたもたしていると早く終わったチームを待たせてしまい焦る。
  • 運転席が進行方向に向かって1つずつしかないので、ハンドルの取り合いになる可能性あり。
ふたハ
ふたハ

我が家の場合は、みみコがレバーをやりたいと言ってくれたので、今回はケンカせずに済みました。

  • 体験中に消防車の乗り降りをする場面があり、レバーやポンプにぶつかる可能性あり。
ふたハ
ふたハ

消火活動をする時に、慌てて消防車から降りて、ポンプに向かったぱんタ

太もも付近を思いっきりぶつけてしまいました。

ふたハ
ふたハ

痛がりながらも、なんとか最後までやり遂げました。

でも、痛かった印象しか残らなかったようで、2回目は乗りたがりませんでした。

ちなみに、「レスキュー・アカデミー」の「スキップパスレーン」の入口は通常の入口から離れた位置にあるので、利用しやすいです。

まとめ。

以上、自閉症息子のぱんタが実際に体験できたアトラクションの紹介でした。

今回は、レゴランドの半分のエリアしか行けていないので、体験できたアトラクションが想定よりも少ないのは残念でした。

ですが、ぱんタがいつもと違うタイプのアトラクションの経験を積むことができて満足です。

ふたハ
ふたハ

アトラクションが苦手なお子さんの参考にしてみてくださいね!

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