家族旅行(平日のUSJ)2日目の振り返り中です。
ニンテンドーエリアを出て、時間は12:30になっていました。
そこで、レストランを探すため、ハリウッドエリアへ向かうことにしました。
いろいろ限界を超えた自閉症息子のぱんタ、癇癪発動!
すると、ニンテンドーエリアを出てスイッチが切れてしまったのか、ぱんタの足取りが急に重くなりました。
さらに、雨や風も強くなってきました。
歩くたびにぱんタのカッパのフードが風で取れてしまい、イライラしながら何度もフードをなおすぱんタ。
頭や顔は雨でびしょ濡れになっていました。
その上、ぱんタのカッパからしたたる雨が足につたってきて足元も濡れていました。
そして、ついにイライラと気持ち悪さで、ぱんタは道の真ん中でしゃがみこんでしまいました。
前にいたくまTとみみコは、ぱんタの様子に気づかずにどんどん前に進んで行ってしまいます。
焦ったふたハ。

ここで座らないで!
レストランもうすぐだから!
みんな行っちゃったよ!
行こう!
そう声をかけた瞬間、ぱんタは大きな声で叫びながら泣き始めました。
久しぶりの癇癪でした。

こうなってしまったら、てこでも動かないぱんタ。
なんとかぱんタを道の端に移動させ、癇癪がおさまるのを待つことに…。
自閉症息子のぱんタの癇癪の対処法はただただ見守ること。
3歳ごろのぱんタを比べると、癇癪の時間は短く済むようになりました。
ぱんタの場合、途中で声をかけると癇癪が長引きます。
癇癪中はぱんタがパニック状態になります。
そのため、ぱんタ自身がけがをしないように、周りの人に被害が出ないように、近くで見守りながら癇癪がおさまるのを待ちます。

長年ぱんタの癇癪を対応してきて、ぱんタにとってはこれがベストな方法です。
とはいえ、家の中ならいくら泣き叫んでもある程度は気にならないのですが、外でやられると人目が気になります。

子どもが泣いているのに何もしていない親だと思われているかも…。
この時は、通りすがりの何人かに見られたものの、特に声をかけてくる人はいなかったので、内心ほっとしました。
癇癪がおさまってスッキリ。折りたたみ傘にかえて気分転換を図る。
しばらくすると、癇癪がおさまってきました。
半泣きのぱんタをなだめながら、屋根のある建物まで進んでいくと、くまTとみみコが待っていました。

どうしたの?
道を間違えたのかと思ったよ。

ぱんタが癇癪を起して大変だったの!
あんなに大きな声でぱんタが叫んでいたのに、癇癪に気づいていなかったくまT。
雨や周りの音のおかげか、ぱんタの声はかき消されていたようで、大きな騒ぎになることなく済みました。
ぱんタの方を見ると、たまったモヤモヤを吐き出せてスッキリした様子でした。

切り替えは早いぱんタ。
癇癪を引きずらないのは助かります。
ですが、もうカッパは着たくないと教えてくれたので、カッパを脱いで折りたたみ傘に変えました。
折りたたみ傘に変えたことで気持ちが切り替わって前に進んでくれました。

折りたたみ傘も持ってきてよかった!
雨の日のUSJのレストランは大混雑。
そして、なんとかハリウッドエリアのレストラン「メルズ・ドライブイン」にたどり着きました。
しかし、ちょうど昼時のレストランは満員でした。
さらに、雨の影響もあり、店内は多くの人でいっぱいでした。
まずは席を確保しようと、しばらく店内をウロウロしながら空いている席を探しました。
しかし、席が空くのを店内のあちらこちらでたくさんの人が待っていました。

仮に、席が空いても…
周りに人がいながらだと、ゆっくり食べられないかも。
そこで、お昼ご飯はもう少し遅らせて、1日目と同様にUSJを出てから「ユニバーサル・シティウォーク大阪」でゆっくりご飯を食べることにしました。
「名探偵コナン×ストーリー・ライド ~標的の絶叫車両(スリルコースター)~」へ向かうみみコとくまT。

予定より早いけど、USJを出てもいいかな?

コナンのジェットコースターに乗りたい!
みみコが乗りたいのは、「名探偵コナン×ストーリー・ライド ~標的の絶叫車両(スリルコースター)~」。
USJ公式アプリで待ち時間を確認すると「30分」でした。
1日目も2日目も何度か「名探偵コナン×ストーリー・ライド ~標的の絶叫車両(スリルコースター)~」の前を通りましたが、いつも「100分~120分」待ちの表示が出ていたので諦めていました。
この時は、ちょうど昼時だったのと雨が降っていたので待ち時間は少なかったようです。
期間限定のアトラクションなので、せっかくなら乗ってきたらとみみコとくまTに勧めました。
話し合いの結果、みみコとくまTは「名探偵コナン×ストーリー・ライド ~標的の絶叫車両(スリルコースター)~」へと向かいました。
そのため、ぱんタとふたハは待ち時間を過ごすため、ワンダーランドエリアへ移動しました。
チュロスで完全復活の自閉症息子のぱんタ。
ワンダーランドエリアについた、ぱんタとふたハ。
空腹だとまた機嫌が悪くなるかもしれない…と心配だったので、屋内のプレイランドへ向かう途中でチュロスを購入しました。
購入したのは「ハローキティ・チュリトス~いちごみるく~」です。
リボンとキラキラしたトッピングがたくさんついたピンク色のかわいらしいチュロスでした。
ぱんタにとっては、見た目はどうでもいいのかもしれません。
しかし、この頃のぱんタは、イチゴ味のポッキーやドーナツがお気に入りでよく食べていたので、とても嬉しそうでした。
パクッと一口食べて、すごくおいしかったようで、夢中で食べていました。

チュロスのおかげで、完全復活したぱんタ。
その後は、屋内のプレイランドで楽しく遊びながら、待ち時間を過ごすことができました。