我が家の子育て10カ条
- 自分から情報を取っていく
- リアルママ友をつくる
- 気になったことは早めに対処する
- 1人で抱えない
- 他の子と比べない
- スモールステップ
- 自分の意見を相手に伝える
- 自分の力量を知る
- 子どものいいところを見つけて伸ばす
- 自分自身が元気でいること
4.1人で抱えない
私は結婚をきっかけに仕事をやめて、それ以来ずっと専業主婦です。今は共働きの世帯が増えてきて、私の周りも働いている方が多いです。そのため、パパのくまTが頑張って働いている分、家事や子育ては私が「頑張らないと!」と思っていました。
みみコやぱんタがまだ幼いころの話です。他のパパが子育てに積極的に関わっている話を友達から聞いたり、子育て支援の場で他のパパとママが一緒に参加している家族を見ると、とてもうらやましかったです。でも、私の家庭は「仕事」と「家事・子育て」は分担制で行う方針だから仕方ない…と割り切って考えていました。
しかし、そんな考えは長く続かず、くまTは結婚前後も子どもが生まれてからも生活スタイルは何も変わらないのに、私だけ大変なことが増えていく…と、くまTに対して不満を持つようになってしまいました。そのような状況で辛くてもくまTに相談することができませんでした。その結果、一人で抱えすぎて精神的にボロボロになってしまいました。
ぱんタの診断をきっかけに、「このまま1人でやるのは無理だ!」と気づいて、初めてくまTに私の辛い気持ちを本音でぶつけることができました。今は、くまTにも相談できるようになり、お互いに意見をぶつけ合いながら一緒に取り組んでいます。

「困っている!」「助けてほしい!」と伝えてみよう✊
5.他の子と比べない
自閉症スペクトラム症(ASD)の子どもは成長のスピードがゆっくりなので、同年代の子どもたちと比べてしまうと、できないところばかりに目がいってしまいます。みんなと一緒に絵本を見ない…みんなと同じように遊ばない…みんなのように座って待てない…。ぱんタが1歳を過ぎて集団の場に参加するようになってから、他の子どもたちと比べては落ち込む日々が続きました。
スピードがゆっくりでも、日々成長してしています。昔のぱんタと比べると、できるようになったことがたくさんあります。

不意に比べてしまって、落ち込むことはよくあります。

ぱんタにはぱんタのよさがある!
6.スモールステップ
スモールステップとは目標とする課題を、できるだけ細かいステップに分けて、取り組むことです。
課題を細かいステップに分けることで、1回の目標達成レベルが低くなるので、子どもは1つの目標を達成しやすくなります。そのステップをひとつひとつ達成しながら成功体験を重ねていくと、それが子どもの自信となり、大きな課題達成につながります。
引用:一つの成功が自信につながる!スモールステップで「できた!」増やそう【発達障害の子どもの支援方法】 – ステラ幼児教室・個別支援塾 | 発達障害専門の個別指導塾・児童発達支援
スモールステップによって、できることが増えると自己肯定感が高まり、二次障害を防ぐことにも役立ちます。
ハードルを低く設定していた方が、私自身のメンタルにも優しいです。挑戦したいことがある時は、最低限の目標を決めておき、それができたら良し!と思うように心がけています。

少しでも参加できたら〇(マル)!
ひと口食べられたら〇(マル)!