我が家の子育て10カ条
- 自分から情報を取っていく
- リアルママ友をつくる
- 気になったことは早めに対処する
- 1人で抱えない
- 他の子と比べない
- スモールステップ
- 自分の意見を相手に伝える
- 自分の力量を知る
- 子どものいいところを見つけて伸ばす
- 自分自身が元気でいること
7.自分の意見を相手に伝える
自閉症スペクトラム症の子育てには、決断しないといけないことがたくさんあります。診断するのか?療育に通うのか?療育手帳は申請するのか?小学校の進路はどうするのか?私もいろいろ悩みながらたくさんの決断をしてきました。
みみコの時は3歳になったら幼稚園に行く、小学校の案内が来て地域の小学校に入学する、私が子供の頃に経験した進路を今のところ同じようにたどっています。
しかし、ぱんタの場合は、私が経験したことのないことばかりで、今後どのような進路を進んでいくのかとても不安です。さらに、私の考えとくまTの考えが違うので、これまでに何度も決断の度に衝突してきました。
ASDの特性なのか?もともとの性格なのか?揉めることや自分の気持ちを伝えることが苦手な私と思ったことをストレートに言えるくまTとでは私が不利になることが多かったです。初めのうちは、くまTの意見が全部正しいと思っていました。また、何を言ってもくまTに正論で返されてしまうので、だんだんくまTには言いたくなくなり、会話のない時期もありました。
ぱんタのASDと向き合っていく中で、くまTと力を合わせないといけないことに気づきました。初めは上手く伝えられず、ケンカになることが多かったけれど、泣いたり怒ったりもたくさんしたけれど…。繰り返すうちに、くまTに意見を言えるようになりました。

ケンカをしたくない。雰囲気を悪くしたくない。
でも、私が譲れない意見は言う!
8.自分の力量を知る
ふたハは頼まれると断れない性格です。これまで、気軽に引き受けて、最終的にキャパオーバーをして、結果迷惑をかけてしまう…という経験を何度もしてきました。会社員時代に失敗をたくさんして痛い目にあっているのに、子育てでも懲りずにまた同じ失敗をしています。
断らなかったことを後悔する経験は未だによくあります。引き受けたからには最後までやらないと!…と、自分でプレッシャーをかけてしまい、責任感や義務感に押しつぶされて嫌になります。
その度に、初めから引き受けない!できない時はできないと言う!優先順位をつける!などを心がけるようにしています。

「ふたハはキャパが少ない!」とくまTから指摘され、言われた瞬間は腹が立ちました。
でも、今は自分でもそうだと思っています。自分ができる範囲やできる量を知っておくのは大切です!
9.子どものいいところを見つけて伸ばす
自閉スペクトラム症の特性によって、できないことは多いのかもしれません。でも、興味が向けば誰よりもできることに出会えるかもしれません。ぱんタが輝ける場所に行けるように興味のあることを増やしていきたいと思っています。
また、独特な感性がある、みんなと違った視点がある、予定通りきっちりやる、時間を守る、興味のあることに集中できる、同じことを繰り返しできる…など、ぱんタにはできることがたくさんあります。ぱんタの得意な部分をどんどん伸ばしてあげたいです。
10.自分自身が元気でいること
自分に余裕がないと子どもに優しく対応できないです。
自分がイライラしていると子どもにも伝わってしまい子どもが不安になります。
自分のメンタルが崩れていると、周りのアドバイスが全て自分への批判に感じてしまいます。

全て経験済みです。
結局は自分自身のエネルギーと心の余裕が一番大切です。
