ふたハが小学校高学年になるころには、話せる友達が増えました。
しかし、女子との会話が増える一方で、男子とは最低限の会話にとどまっていました。
《ふたハが男子と話せなかった理由》
- 意識しすぎて緊張してしまう
- 何を考えているのか分からず怖い
- 共通の話題がない
- 話しかけてくれることが少ない
男子と会話ができないだけでなく、隣の席に男子がいるだけでも気が散ってしまうことがありました。
そんな、男子とまともなコミュニケーションがとれなかった私でしたが、好きな子はいました。
《小学生ふたハ》ずっと好きだった初恋の男の子。
いつから好きだったのかは忘れてしまいましたが…。
1年生からずっと一緒のクラスだった「あおくん」のことがいつの間にか好きになっていました。
あおくんは、おもしろくて、運動ができて、クラスの人気者な男の子でした。
話せない私にも、何度か話しかけてくれました。
男子に話しかけられると、いつもは警戒心が出て緊張してしまうのですが。
あおくんは、丁度良い距離感で気さくに話してくれました。
あおくんに話しかけられた時は、自然に受け入れることができました。
また、私は人の顔を覚えるのが苦手で、人を探すのに時間がかかります。
ですが、あおくんだけはどこにいるかいつもすぐに分かりました。
《小学生ふたハ》隠し続けた初恋の思い出。言わなかった理由。

同じころ、クラスの女子が集まるとよく好きな人の話題になることが多かったです。
小学生ながらに、誰かに話してしまうと、たくさんの人に自分の好きな人が知られてしまうことを察していました。
また、あおくん本人に伝わってしまうのも恥ずかしくて嫌でした。
そのため、本命の名前は絶対に言いたくありませんでした。

好きな人はいないよ!
と、伝えない方法もありましたが…。
他の女子がみんな自分の好きな人を言っているのに、自分だけ言わないのは場を盛り下げてしまう気がして、違う人の名前を言っていました。
高学年の時期になると、周りが見えず自分のことで精一杯だった私でも、周りの空気を読んだり、会話に合わせようとするようになっていました。

ちなみに、私の初恋の話は友達にはもちろん、母にもしたことはありません。
《小学生ふたハ》外面と内面のギャップ。男子と会話ができるようになったタイミング。
高学年くらいから、外から見える印象と自分の内面にギャップが出てきたように感じます。
この時期は、自分の思いと反対のことを振る舞ってしまうことが多かったです。

その後の男子との関りについては、学生の時は女子グループでいることが多く、男子と話す機会は多くなかったです。
ですが、中学・高校・大学で最低限男子に話しかけられたら返すように努力して会話の機会を増やし、少しずつ経験を積みました。
結局、男子とまともに話ができるようになったのは、社会人になってからです。
雑談は苦手なままですが、仕事上のやり取りでの会話はスムーズにできるようになりました。

何事も少しずつ経験を増やせるといいですね。
自分のタイミングで慣れていくことをおすすめします!