小3のASD息子が通常級へ移行し、わが家が慌ただしく過ごしていた4月。
その一方で、娘の心は少しずつ限界に近づいていました。
6年生になり、一番仲の良い友だちとクラスが離れてしまった娘。
最初は、

他にも話せる子はいるし、大丈夫だよね…
と軽く考えていました。
でも次第に、
学校へ行きたがらなくなったり、表情がどんどん暗くなったり…。
少しずつ娘の様子が変わっていく中で、

このまま様子を見るだけではいけないかもしれない…
そう感じ、初めてスクールカウンセラーへ相談することにしました。
この記事では、
について、わが家の体験談をもとにまとめています。
同じように悩んでいるママやパパの参考になればうれしいです。
小6娘に見られた登校しぶりやメンタル不調のサイン
今年度の始まりはASD息子の通常級デビューに必死でした。
気づけば、私は息子のことで頭がいっぱいになっていて、娘の心の変化にしっかり寄り添えていませんでした。
今ふり返ると、

もっと早く気づいてあげられたかもしれない…
と思うサインが、いくつも出ていたように感じます。
息子の療育に集中しすぎて、娘の気もちに寄り添えなかった過去については、こちらの記事にまとめています//
▶ きょうだい児の娘の我慢に気づいたとき|療育に集中しすぎた後悔
仲良しの友だちと離れた6年生のクラス替え
6年生になり、娘は一番仲の良い友だちとクラスが離れてしまいました。
クラス替えの発表があった日の帰宅後、

離れちゃった…
と、寂しそうに話していたのを覚えています。
ただ、娘には他にも話せる友だちがいましたし、担任の先生も以前受け持ってもらったことのある、娘に合っている先生でした。
そのため私は、

きっと大丈夫だろう…
と、どこか軽く考えていました。
これまでも、仲の良い友だちとクラスが離れたことは何度もありました。
さらに、高学年になってからは、以前より友だちの幅も広がってきていたので、そのうち慣れていくだろうと思っていました。
爪かみが再発し、出血するほど悪化していた
ところが、新学期が始まってしばらくすると、娘の様子に変化が見られるようになりました。
そのひとつが、爪かみです。
落ち着いていたはずの爪かみが、再び目立つようになっていました。
最初は、

最近また噛んでるな…

新学期のストレスで仕方ないか…
くらいに思っていました。
でも、よく見ると、出血するほど噛んでしまっている指もありました。
さらに、身体をかきむしったような跡も気になり、

私が思っている以上にしんどい状態なのかもしれない…
と感じ始めました。
長年、娘の爪かみと向き合ってきたわが家の取り組みについては、こちらの記事に詳しくまとめています//
▶ 小学生の娘のつめかみをやめさせたい!「かむピタ」体験レビュー
「苦手な子がたくさんいる」娘が初めて話した本音
そんなある日、娘がぽつりと本音を話してくれました。

同じクラスに苦手な子が10人くらいいる…
普段の娘は、嫌なことがあっても、あまり口に出さないタイプです。
だからこそ、その言葉を聞いた時は驚きました。
表情もどこか暗く、以前より笑顔が減っているように感じました。
そんな娘の様子を見て、

このまま様子を見るだけではいけない!
娘のSOSを、これ以上見過ごしてはいけないと感じました。
スクールカウンセラーに相談しようと思ったきっかけ
娘の様子がおかしいと感じ始めたころ。
まずは家庭でできることをしようと思い、娘の話をしっかり聞いて気もちを受け止めるようにしていました。
でも、日に日に表情が暗くなっていく娘を見て、

親だけでは支えきれないかもしれない…
そう感じるようになっていきました。
小4のときにもスクールカウンセラーを考えたことがあった
実は、スクールカウンセラーへの相談を考えたのは、今回が初めてではありませんでした。
娘は昔から、自分から積極的に友達の輪へ入っていくタイプではなく、気を許せる友達との関係を大切にする子でした。
小学1年生のころには、登校班も同じで家も近い、とても仲の良い友達ができました。
その子と一緒にいることで、娘は安心して学校へ通えていたと思います。
私自身も、

娘に気の合う友達ができてよかった!
と安心していました。
ただその一方で、特定の友達とのつながりが強い分、他の友達との関係が広がりにくいことは、ずっと気になっていました。
そして小学4年生で、その仲の良い友達とクラスが離れたとき。
娘のメンタルが不安定になり、スクールカウンセラーに相談しようか悩みました。
でもその時は、娘自身が、

相談したくない!
と話していたこともあり、様子を見ることにしました。
親の言葉では娘をラクにしてあげられなかった
娘から、苦手な子がたくさんいて、今のクラスが嫌だという話を聞いたとき。
私は、

反応しない方がラクだよ!

気にしなければいいよ!
と声をかけました。
苦手な人はどこへ行ってもいる。
相手を変えるより、自分の受け取り方を変えた方が生きやすい。
私はそう思っていたので、娘にもその考えを伝えようと思いました。
でも、娘は強い口調でこう言いました。

私だって気にしないようにしたいけど、できないんだよ!
その言葉を聞いたとき、私は返す言葉が見つかりませんでした。
娘をラクにしてあげたい。
そんな気もちでかけた言葉でしたが、娘にはうまく届きませんでした。
「このまま様子見ではいけない」と感じた娘の行き渋り
しばらくすると、

学校行きたくない…

休みたい…
と言うことが増えていきました。
今までも同じようなことを言うことはありました。
でも今回は、いつもと違っていました。
朝になってもなかなか起き上がれず、表情にも覇気がありませんでした。
その様子を見て、

何か行動しないと!
と思いました。
そこで娘に、
「私も、具体的にどうしたらいいのか分からないから、一度スクールカウンセラーに相談してみる?」
と聞いてみました。
すると娘も、

相談してみる。
と、納得した様子で答えてくれました。
こうして、わが家は初めてスクールカウンセラーへ相談してみることにしました。
スクールカウンセラーにつながるまでにやったこと
娘と話し合い、スクールカウンセラーへ相談してみることにしたわが家。
ここからは、実際にスクールカウンセラーにつながるまでの流れや、事前に親子で確認しておいてよかったことをまとめます。
担任の先生にスクールカウンセラー利用について相談する
わが家の場合、まずは担任の先生へ相談しました。
娘の最近の様子や、
などを伝えた上で、

スクールカウンセラーに相談してみたいです!
とお願いしました。
すると、担任の先生がスクールカウンセラーへ連絡を取ってくださり、予約を進めてもらうことができました。
スクールカウンセラーの日程を確認して予約を取る
娘の小学校では、スクールカウンセラーが来校するのは週に1回だけでした。
そのため、近い日程はすでに予約が埋まっていて、

相談したいと思っても、すぐには難しいんだな…
と感じました。
わが家の場合は、たまたまキャンセルが出たおかげで、翌週に予約を取ることができました。
登校しぶりやメンタル不調は、急に悪化することもあります。
だからこそ、まだ大丈夫かなと思っている段階でも、早めに動いておくことは大切だと感じました。
スクールカウンセラー相談前に親子で確認しておいてよかったこと
スクールカウンセラーの予約が決まってから、わが家では事前に娘といくつか話し合いをしました。
本人が納得していないまま進めてしまうと、逆に負担になってしまうと思ったからです。
実際に、事前に確認しておいてよかったと感じたことをまとめます。
初回面談は親も同席するか確認した
まず確認したのは、最初の面談に親も一緒に行くかどうかでした。
娘の小学校では、基本的には子どもとスクールカウンセラーの1対1で面談を行うとのことでしたが、希望があれば保護者の同席も可能でした。
娘に聞いてみると、

最初は一緒についてきてほしい!
と言っていたので、初回は私も同席することにしました。
高学年になると、親がいると話しづらいと感じる子もいると思います。
逆に、最初は親がいた方が安心できる子もいるかもしれません。
実際に娘も、最初に私が一緒にいたことで、安心して面談に臨めたように感じます。
子どもの性格や状態に合わせて、安心できる形を選ぶことが大切だと思います。
授業を抜けることへの負担も確認した
スクールカウンセラーとの面談は、単発ではなく、継続的に相談しながら長い目でサポートしていくものだと説明を受けました。

小学校によって対応は異なるかもしれません。
娘の学校では、週1回や隔週など、子どもの負担にならない頻度で面談を設定していくとのことでした。
また、面談は授業中に教室を抜けて行く場合もあれば、休み時間を使う場合もあると聞きました。
娘は最初、

授業抜けられるのはラッキーかも。
と言っていましたが、

休み時間になることもあるよ!
と伝えると、

えー、休み時間が無くなるのはイヤだな。
と少し悩んでいる様子もありました。
お子さんにによっては、
と感じることもあると思います。
だからこそ、事前にどんな流れで進むのかを伝えておくことで、安心できると感じました。
「何を相談したいのか」を親子で整理しておいた
スクールカウンセラーへ行く前に、どんなことを相談したいのかを娘と一緒に整理したことも、やってよかったことのひとつでした。
娘の場合、特に気になっていたのは、
でした。
また、私は娘に、
と思っていることを伝えました。
すると娘も、

うん、いいと思う!
と話してくれました。
親だけが、相談した方がいいと思っていても、本人の気もちとズレてしまうこともあると思います。
だからこそ、何のために相談するのかを親子で共有しておけたことは、とても大切だったと感じています。
初めのスクールカウンセラー面談|同席して感じたこと
予約当日。
指定された時間より少し早めに学校へ行き、インターホンを押して職員室へ向かいました。
正直、私自身もかなり緊張していました。

どんな雰囲気なんだろう…

娘はちゃんと話せるかな…
そんなことを考えながら待っていると、スクールカウンセラーの方が優しく出迎えてくださいました。
その後、学校内の一室へ案内され、娘が来る前に、最近の様子や心配していることを簡単に共有しました。
そして娘も部屋へ入り、初めての面談が始まりました。
娘の話をじっくり聞いてくれた
私は普段、心配になると途中で口を挟んでしまったり、先回りして話してしまうことがあります。
でも、スクールカウンセラーの方は、娘が話し終わるまで急かさず、ゆっくり待ってくれていました。
娘も最初は緊張している様子でしたが、否定されずに話を聞いてもらえる安心感があるおかげか、少しずつ自分の気持ちを話し始めました。
話を聞いてもらえる。
それだけでも、子どもにとっては大きな安心につながるのだと感じました。
私が知らなかった娘の気持ちも聞くことができた
面談の中では、私が初めて聞く娘の気持ちもありました。
例えば、
などです。
家ではそこまで詳しく話してくれなかったので、

そんなふうに感じていたんだ…
と驚くことも多かったです。
親子だけで話していると、感情が入ってしまったり、途中でアドバイスをして話が終わってしまうことがよくあります。
でも、第三者が間に入ってくれたことで、娘も安心して気持ちを話せていたように感じました。
スクールカウンセラーとの面談で聞く力の大切さを感じた
今回の面談で、私が一番強く感じたのは、聞く力の大切さでした。
私は、娘の悩みを早く解決して、少しでもラクにしてあげたい気持ちが強く、
娘の気持ちに寄り添う前にアドバイスをしてしまったり、娘自身が答えを出す前に、先回りして手をかけてしまうことが多かったように思います。
でも、スクールカウンセラーの方は、すぐに解決策を伝えるのではなく、
まずは娘の気持ちを受け止めながら、娘が自分で整理できるように関わってくれていました。
短い時間ではありましたが、
娘にとっても、私にとっても。
誰かに話を聞いてもらえたこと自体が、少し心を軽くしてくれたように思います。
スクールカウンセラーに相談してみて感じたこと
実際にスクールカウンセラーへ相談してみて、すぐに何かが劇的に変わったわけではありません。
初回の面談では、ほとんど娘の話を聞いてもらう時間で終わり、すぐに解決につながるような答えが見つかったわけでもありませんでした。
それでも、親子だけでは抱えきれなくなっていた気持ちを、誰かに共有できたこと。
それは、わが家にとってとても大きな意味があったように感じています。
まだ途中段階ではありますが、実際に相談してみて感じたことをまとめます。
すぐに解決する場所ではなかった
正直、相談する前は、
そんな期待を持っていました。
でも実際に感じたのは、「すぐに問題が解決するものではない」ということ。
娘の繊細さや、周りを気にしすぎてしまう性格が、一度の面談で急に変わるわけではありません。
学校生活のストレスも、これから先ずっと続いていくものだと思います。
だからこそ、短期間で結果を求めるのではなく、少しずつ気持ちを整理しながら、安心できる方法を一緒に探していくことが大切なのだと感じました。
答えを与えるのではなく、一緒に考えてくれた
面談を見ていて印象的だったのは、スクールカウンセラーの方が「娘が自分で考える力」を大切にして関わってくれていたことです。
困りごとに対してすぐに答えを示すのではなく、娘自身が気もちや考えを整理できるよう、丁寧に言葉を引き出してくれていました。
例えば、
このように質問を投げかけ、娘がすぐに答えられなくても急かすことはなく、娘が話すのをじっくり待ってくれていました。
そして、娘が絞り出すように話した言葉を丁寧に拾いながら、次の質問へ少しずつつなげていました。
その様子を見て、

私は、先回りして答えを伝えてしまうことが多かったな…
と感じました。
でも、娘の気持ちを否定せずに受け止めながら、一緒に整理していく関わり方を見て、
「自分で気づいていくこと」の大切さを改めて感じました。
きっと、すぐに変わるものではないけれど、
こうした積み重ねが、少しずつ娘の安心感や自信につながっていくのだと思いました。
相談できる場所があるだけでも安心につながる
今も、娘の爪かみが完全になくなったわけではありません。
「学校へ行きたくない」と話す日もあります。
だから、相談したから解決したとは、まだ言えません。
それでも、
娘が安心して話せる場所ができたこと。
親だけで抱え込まなくてよくなったこと。
それだけでも、相談してよかったと思っています。
親としては、どうしても、

早く元気になってほしい…

楽しく学校へ行ってほしい…
と願ってしまいます。
でも今は、

少しずつでも、娘の負担が軽くなっていけばいい!
そんな気持ちで、娘を見守っています。
まとめ| 娘のSOSに気づいた時に、相談できる選択肢があってよかった
今回、初めてスクールカウンセラーに相談してみて、

もっと早く頼っておけばよかったのかも。
と感じました。
もともと私自身もコミュニケーションが得意ではなく、どう声をかければいいのか分からなかったり。
娘の気持ちをラクにしてあげたいのに、うまく言葉が届かなかったり。
私自身もたくさん悩みました。
だからこそ、
「親子だけで抱え込まなくていい」
そう思えたことは、とても大きかったです。
スクールカウンセラーに相談したからといって、すぐにすべてが解決するわけではありません。
それでも、
安心して話を聞いてくれる場所があること。
困った時に頼れる人がいること。
それだけでも、親子にとって大きな安心につながっているように感じています。
これからも、娘の気持ちに寄り添いながら、必要な時には周りの力も借りて、少しずつ進んでいけたらと思います。
この記事が、お子さんの登校しぶりやメンタル面で悩んでいるママやパパにとって、少しでも参考になればうれしいです。

