自閉症息子が普通級へ|4月のリアルと親がやったサポートまとめ

わが家の自閉症特性のある息子は、小学3年生で支援級から普通級(通常級)へ移行しました。

ふたハ
ふたハ

普通級で本当にやっていけるのか…

始業式前の春休みから4月にかけては、息子だけでなく、親である私自身も不安でいっぱいでした。

環境の変化への緊張から、気もちが不安定になることも多く、新しいクラスでうまく過ごせるのか、毎日心配でした。

それでも、事前にできる準備や、学校との連携を意識することで、普通級でのスタートを乗り越えることができました。

この記事では、

  • 普通級スタート前に親が準備したこと
  • 学校とどのように連携したのか
  • 移行直後4月のリアルな様子

について、わが家の体験をもとにまとめています。

同じように、支援級から普通級への移行に不安を感じているママやパパの参考になればうれしいです。

普通級スタート直前!始業式前に準備したこと

支援級から普通級への移行直前の春休みは、おやこ共にどこか落ち着かない日が続いていました。

新しい環境への期待がある一方で、不安も大きく、気もちの揺れを感じることが多かったです。

ここでは、始業式前に感じていた不安と、春休み中に実際に行った準備についてまとめます。

普通級スタート前の不安|おやこでソワソワしていた春休み

小学3年生から普通級へ移行することが決まり、

ふたハ
ふたハ

新しい環境へスムーズに適応できるのか…

始まる前から、うまくいかない場面ばかり想像してしまい、不安でいっぱいでした。

親の不安が息子に伝わらないよう、できるだけ普段通りに接することを意識していましたが、正直、私自身もかなり緊張していたと思います。

そして、それは息子も同じでした。

自分の思い通りにならなかったり、注意されたりすると、

ぱんタ
ぱんタ

そんなこと言うなら、学校行かないからね!

と言うことが増え、環境の変化への不安を強く感じている様子が伝わってきました。

特に始業式の2〜3日前は緊張のピークだで、いつもと様子が違うことを放デイの先生から心配されるほどでした。

春休みにやっておいてよかった5つの準備

そこで、新学期を少しでも安心して迎えられるように、春休みの間にできる準備を少しずつ進めていきました。

実際にやってよかったと感じているのは、次の5つです。

  • できるだけいつも通りに過ごす
  • 担任の先生に伝える内容を整理する
  • カレンダー・予定表を準備する
  • 学習スタイルを見直す
  • 登下校の目標シートを作る

① できるだけいつも通りに過ごす

環境が変わる前だからこそ、あえて特別なことはせず、普段通りの生活を意識しました。

また、新学期に向けて生活リズムを崩さないよう、学校がある時期と大きく変わらない過ごし方を心がけました。

ふたハ
ふたハ

少しでも安心できるように、いつもと変わらない環境づくりを意識しました!

② 担任の先生に伝える内容を整理する

息子の特性や配慮してほしいことを事前にまとめ、始業式後に提出する書類と一緒に渡せるよう準備しました。

わが家では毎年、進級して先生が変わるタイミングで、息子の特性をまとめたものを学校へ提出しています。

前年度と重複する内容もありますが、

  • 苦手なこと
  • 困りやすい場面
  • 家庭で行っている対応方法

先生に息子のことを理解してもらうための大切な情報だと感じています。

ふたハ
ふたハ

毎年、改めて伝えるようにしています!

③ カレンダー・予定表を準備する

見通しが立つことで安心できる息子のために、新学期の予定を記入したカレンダーや簡単な予定表を用意しました。

ふたハ
ふたハ

登校日はマークをつけたり、下校時間が違う日は時間を書き込んでいます!

そして、目につきやすい場所に貼り、息子と一緒に確認するようにしています。

④ 学習スタイルを見直す

普通級での学習を見据えて、家庭での勉強の進め方も見直しました。

ふたハ
ふたハ

どれくらいなら続けられそう?

ふたハ
ふたハ

どんなやり方ならやりやすい?

このように、息子と相談しながら学習量や取り組み方を調整。

春休みは宿題がなく時間に余裕があるので、家庭学習の習慣づけにもつながりました。

⑤ 登下校の目標シートを作る

わが家では、登校時はまだ途中まで付き添いをしているため、3年生ではどこまで1人で行くかを息子と一緒に話し合いました。

また、家から学校までの簡単な地図を作り、息子と一緒に決めた目標も書いて掲示。

ふたハ
ふたハ

息子自身が決めて1人で行けた経験が、自信になっています!


こうした準備をしていたからといって、不安が完全になくなったわけではありません。

それでも、

ふたハ
ふたハ

できることはやった!

と、思えたことで、気もちが少し落ち着き、新学期を迎えやすくなったように感じています。

自閉症息子の普通級での様子|移行直後4月のリアル

いよいよ普通級での生活が始まった4月。

息子にとっても、親である私にとっても、手探りの毎日でした。

ふたハ
ふたハ

新しい環境の中で、どのように過ごしているのか?

ふたハ
ふたハ

普通級でうまくやれているのか?

学校での様子が支援級にいたころより見えにくくなり、不安を感じることが増えたように思います。

授業参観で感じたこと

4月の授業参観では、実際の様子を見ることができ、成長を感じる場面がある一方で、課題もたくさん見えてきました

まず目についたのは、周囲の子どもたちが落ち着いて座っている中で、息子が終始ソワソワしていたことです。

周りと比べても意味がないことは分かっているのに、どうしても気になってしまい、

ふたハ
ふたハ

目立っているな…

と感じて、落ち込みました。

本当は、これまでの成長や息子なりの頑張りを見てあげたい。

それなのに、周囲と比べてしまう自分にも嫌気がさして、さらに気もちが沈みました。

それでも、あとから冷静にふり返ってみると、先生の声かけで切り替えられていたり、自分なりに授業に参加しようとしている場面もありました。

苦手なことや難しいことが、まだたくさんある息子。

それでも、普通級という環境の中で頑張っている姿を見て、

これからも今までと同じように、現状をしっかり見ながら、

ふたハ
ふたハ

必要に応じてサポートしていこう!

そんなふうに改めて感じた授業参観でした。

担任の先生から聞いた学校での様子

授業参観後、担任の先生から学校での様子について話を聞くことができました。

先生からは、

  • 分からないことがあったとき、自分から質問できている
  • 授業中に気がそれる場面はあるものの、学習面で大きな問題はない
  • 休み時間は先生の近くにいたり、1人で過ごすことが多い

といった話がありました。

親としては授業参観の様子を見て気になることも多かったのですが、

「学校では、お母さんが心配しているほど不安そうな様子は見られません」

と聞き、少し安心できた部分もありました。

帰宅後の疲れやすさと家庭での変化

ただ、学校では大きく崩れることなく過ごせている反面、家庭では次のような変化も見られるようになりました。

  • ゲームをしながら1人で話し続ける
  • 1人遊びをしながら突然大きな声を出す

学校で頑張っている分、その反動が家で出ているのかもしれない…。

そう感じることも多く、疲れがたまっている様子が伝わってきました。

また、以前よりもこちらの話を聞けないことが増え、「ゆずれない」と強く主張する様子も目立つようになりました。

学校ではなんとか踏ん張れている分、安心できる家庭で気もちを発散していると受け止めながら、関わり方を考える日々が続いています。

親が実際に動いたこと|普通級での学校との連携

普通級での生活がスタートし、学校での息子の様子が見えにくくなったことで、親としてどのように関わっていくかを改めて考えるようになりました。

不安を抱えたまま見守るだけではなく、学校としっかり連携を取りながら、

ふたハ
ふたハ

私にできることを考えて動いていこう!

という気もちが強くなっているように思います。

ここでは、実際に行った学校との連携についてまとめます。

担任の先生に共有したASD息子の心配ごと

まず最初に行ったのは、担任の先生への情報共有でした。

これまでの支援級での様子や、息子の特性、つまずきやすいポイントなどを整理し、できるだけ具体的に伝えるようにしました。

特に意識したのは、

  • どんな場面で困りやすいか
  • どのような声かけや対応が合っていたか

といった内容です。

息子の苦手なことだけでなく、これまでにうまくいった関わり方についても、できるだけ詳しく共有するようにしました。

事前にまとめておいたことで、落ち着いてスムーズに伝えられたと感じています。

通級担当の先生との面談を希望

次に、わが家では通級の利用を希望していたため、通級の先生とも連携を取りたいと考え、面談をお願いしました。

普通級の環境で過ごす中で、まだ苦手なことが多い息子にとって、どのようなサポートが必要なのか。

また、どの部分を中心に通級で支援していくのか、学校と方向性を共有しておきたい思いがありました。

親としても、

  • 「どこまでサポートすべきか」
  • 「どのように見守ればいいのか」

普通級の環境下でどう対応していけばいいのか、アドバイスをいただきたい気もちもありました。

担任と通級の先生と面談を実施

の後、担任の先生と通級の先生を交えて、面談の機会をつくってもらえることになりました。

それぞれの立場から息子の様子を共有した上で、今後どのように関わっていくかを話し合うことができ、とても有意義な時間になりました。

また、

ふたハ
ふたハ

伝わっていると思っていたのに、共有できていなかった…

と感じる場面もあり、改めて直接話す必要性を実感しました。

学校側と情報共有を重ねながら、一緒に息子を支えていくことが大切だと感じた面談でした。

まとめ|自閉症の息子が普通級へ移行した4月をふりかえって

普通級(通常級)での生活が始まった4月は、親子ともに慣れることに精一杯の1か月でした。

それでも、ふり返ってみると、息子なりに頑張っていた姿がたくさんあったように思います。

先生から伝えられたことを覚えて行動できていたり、3年生になって新しい学校のルールも少しずつ身についてきたりと、成長を感じる場面が増えてきました。

また、毎日学校へ通えたことだけでも、大きな一歩だったと感じています。

その一方で、新しい環境の中で過ごすことは、やはり息子にとって大きな負担でもあったように思います。

学校では頑張っている分、家庭で気もちが不安定になったり、疲れが見える場面もあり、

ふたハ
ふたハ

無理をしていないかな…

と感じることもありました。

それでも、先生方のサポートや、これまで積み重ねてきた経験に支えられながら、少しずつ新しい環境に慣れていく様子も感じています。

進んでは戻ることを繰り返しながらでも、息子なりに前へ進んでいる。

そんなふうに感じた4月でした。

これからも、息子のペースを大切にしながら、少しずつ見守っていけたらと思っています。

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