【場面緘黙症】友達との関わり方/親ができる支援方法【ASD息子】

今回は「友達」に焦点をあててまとめていきます!

ふたハが場面緘黙症だった小学生のころ。どのようにして友達と遊ぶ経験をしてきたのか。

そして、現在小学1年生。自閉スペクトラム症のぱんタの友達事情も少しお話します。

《ふたハ》特定の友達はいないけど、友達と遊ぶ経験を積む。

ふたハは小学校の間、特定の友達はいませんでした。

私から声をかけることはありませんでした。

ですが、「遊ぼう!」と誰かが誘ってくれたら、断らずに一緒に遊んでいました。

ふたハ
ふたハ

今思うと、断ることができなかったのかも。

賛同や共感よりも否定や拒否をすることは難しいです。

この頃、距離が近い親にでさえ「できない」「やりたくない」など伝えることが難しかったです。

関係性の遠い友達にはより言えなかったと察します。

自分の意見は言えなかったので、友達とケンカをしたことはありません

周りに合わせながら大きなトラブルはなく遊んでいました。

小学生のうちは、会話のやりとりがなくてもなんとかなりました。

その場にいるだけでも一緒に遊んだ雰囲気や楽しさを感じることができました。

《ふたハ》休み時間は1人でいる時間も大事!

学校の休み時間の過ごし方は、クラスのみんなと一緒に外で遊ぶ日もありましたが、1人で教室に残り読書に没頭する日もありました。

(ふたハの心) 今日は本を読む日だ!

このように自分の中で決めた日は、みんなが楽しそうにドッチボールを外でやっていても気になりませんでした

1人教室の壁の隅に寄りかかり、本の世界にどっぷりつかって自分の時間を楽しんでいました

母は、私がみんなの遊んでいる輪の中に自分から入れないことを心配していました。

でも私は、1人ぼっちでも平気でした。むしろ、1人の時間も必要でした。

《ぱんタ幼児期/自閉スペクトラム症/ASD》友達と一緒に遊ぶ姿をみるのはあきらめた父と母。

もともと人への興味が薄いぱんタ

(くまT)「友達がいなくても生きていける!」「コミュニケーションがとれなくてもできる仕事に就けばいい!」

自閉スペクトラム症の診断が下りた時にそう言い放ったくまT

(ふたハ)「くまTあきらめるの早すぎ…💦療育や言語訓練を受ければきっとコミュニケーションがとれるようになる!」

ぱんタが3歳~5歳のころは、ぱんタ療育を第一優先にした生活を送っていました。

そのおかげで、ぱんタ自身ができることは増えました。

でも、友達への興味は相変わらず薄いままでした。

私や先生が間に入れば友達と一緒に遊ぶことはできましたが、ぱんタ自身から一緒に遊ぼうとする姿は見られませんでした。

さすがに、5歳くらいになっても友達への興味が薄かった時は、友達と一緒に遊ぶのはあきらめるか…と頭をよぎりました。

《ぱんタ小学1年生/自閉スペクトラム症/ASD》少し友達に興味が出てきたかも?ぱんタ自身から関わろうとする姿が出てきた。

現在、ぱんタは1年生の3学期に入りました。

登下校の付き添いや授業参観で私が見る限りでは、友達同士で会話をしたり遊んでいる様子は見られません

ですが、担任の先生や放課後デイの先生から、友達と一緒に遊ぶぱんタの様子を聞くことが増えました

(担任の先生)「交流級の教室でめいろの本を友達と一緒にみていましたよ。」

(放課後デイの先生)「友達と楽しくトランプで遊んでいましたよ!」「友達を誘いたそうにしていたので一緒に声をかけました!」

友達と遊ぶ経験はまだまだ少ないですが、一人遊びをずっとしていたぱんタの頃を思うとすごい成長です。

この先、ぱんタが友達がほしいと思った時。友達づくりができるように今できることは何か?ふたハができるサポートを考える。

私自身も小学校の時は特定の友達がいなかったのに、親の立場になると友達がいないぱんタを心配してしまいます。

ふたハ
ふたハ

私のことで心配していた母の気持ちが少しわかったような気がします。

私自身がそうであったように、今ぱんタにとっては、友達と遊ぶ時間と同じくらい自分自身の時間も大切なのかもしれません。

ぱんタが「友達と遊びたい!」「友達がほしい!」と思う気持ちがなければ、どんなに周りがサポートしても意味がないです。まずは、ぱんタの気持ちが芽生える日が来るのを気長に待ちたいです。

そんな日が来るのか…来ないかもですが。

私は小学生の頃に、友達と距離をあけた付き合い方しかしてきませんでした。

小学生まではトラブルはなかったものの、中学生や高校生になると、より高度なコミュニケーションが求められるようになってきてとても苦労しました。

ぱんタ友達の関わり方や一緒に遊ぶと楽しい経験放課後デイで学んでいます。

いつかぱんタ友達がほしいと思った時に、自分で友達づくりができ、いい関係が築けるように

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