発達外来は行く?行かない?受診に悩むわが家が決断するまで

こんにちは!自閉スペクトラム症(ASD)の息子を育てている母、ふたハです。

息子が3歳になるころ、発達のことが気になり始め、発達外来を受診するべきかどうか、とても悩みました。

療育を始めた当初は、発達外来の受診はまったく頭にありませんでした。

けれど、息子の成長とともに、困りごとがはっきりしてきて、戸惑う場面が増えていきました。

なんとなく、なにかある気がする。

でも、はっきりした確証はない。

そのまま一歩を踏み出せず、息子の対応に追われる毎日の中で、

ふたハ
ふたハ

今の関わりのままで、本当に大丈夫かな…

そんな迷いが、心の中に何度も浮かぶようになりました。

次第に、発達外来や受診という言葉が頭をよぎるようになり…。

そこから、受診しよう!と決めるまでには、少し時間がかかりました。

この記事では、発達外来に行くかどうか悩んでいたわが家が、最終的に受診を決めるまでの過程を、実体験をもとにまとめています。

同じように迷っているママやパパにとって、気もちを整理するヒントになればうれしいです。

発達外来の受診を考え始めたきっかけ

現在、わが家は発達外来に定期的に通っていますが、最初から受診を考えていたわけではありません。

療育を始めた当初の私は、病院に行く選択肢を、全く考えていませんでした。

けれど、息子の成長とともに、その考えは少しずつ変わっていきました。

療育を始めたころ、発達外来を考えていなかったわが家

息子が療育園に通い始めた頃、私の中に発達外来を受診する発想がありませんでした。

ふたハ
ふたハ

療育に通えば、専門の先生が見てくれる…

ふたハ
ふたハ

きっと息子の困りごとも、少しずつ良くなっていくはず…

そう信じて、毎日できる限り療育園に通い、必死に取り組んでいました。

また、

ふたハ
ふたハ

病院に行くほどではないよね…

ふたハ
ふたハ

そこまで深刻じゃない気がする…

そんな気もちも、心のどこかにあったと思います。

成長とともに、息子の困りごとがはっきりしてきた

けれど、療育園に通い続けるうちに、息子の困りごとがはっきりと見えてくるようになりました。

  • こだわりの強さ
  • 人への関心が薄く、関わりが少ないこと
  • 言葉がなかなか増えないこと
  • 癇癪がひどくなってきたこと
  • 集団の中での切り替えの難しさ
ふたハ
ふたハ

個性や性格の範囲かな…

ふたハ
ふたハ

成長がゆっくりなだけ…

そう言い聞かせながらも、日常生活で困る場面は確実に増えていました。

特に、幼稚園入園が近づいた時、集団生活の中で息子がどんな支援を必要とするのかを説明できず、親の感覚だけで判断することに限界を感じるようになりました。

ふたハ
ふたハ

このままでいいのかな…

不安は、少しずつ大きくなっていきました。

療育園ママの話を聞いて、受診を意識するようになった

そんなとき、療育園で出会ったママたちから、病院の受診や診断の話を聞く機会が増えていきました。

  • 「発達外来の予約が取れて、行ってきたよ」
  • 「診断を受けて、言語訓練を始めることになったよ」

最初は、まだ自分には関係のない話のように感じていました。

けれど、話を重ねるうちに、同じように悩み、迷いながら受診を決めたママたちの言葉や経験に、私自身の気もちが少しずつ重なっていきました。

そして、一歩を踏み出してどんどん前に進んで行くママたちの姿を見て、発達外来の受診を真剣に考えるようになっていきました。

発達外来に行くことをためらっていた要因

発達外来の受診を考え始めたものの、すぐに行動に移せませんでした。

むしろ、行ったほうがいいのかもしれない…と思えば思うほど、不安や怖さが大きくなっていったように感じます。

頭では必要だと分かっているのに、気もちが追いつかない。

そんな状態が、しばらく続いていました。

発達外来で何をするのか、分からなくて不安だった

まず大きかったのは、発達外来がどんな場所で、どんなことをするのかが具体的に想像できなかったことです。

私自身、それまで発達外来に関わった経験がなく、ほとんど知識がありませんでした。

療育園で出会ったママたちから、ざっくり話を聞くことはできても、詳しい内容までは聞きづらく。

インターネットで調べてみても、体験談は人それぞれ。

病院によっても違いがあり、ぼんやりとしたイメージを持つことしかできませんでした。

また、当時の私は、心にも余裕がなく、正直ギリギリの状態でした。

  • 未知の場所に、対応が難しい息子を連れて行かないといけない
  • 息子のことを改めて説明しなければならない
  • もし何か言われたら、受け止めきれないかもしれない

病院に行くことを想像するだけで、気分が重くなりました。

診断がつくことへの、漠然とした怖さ

もうひとつ大きかったのが、診断がつくことへの怖さでした。

ふたハ
ふたハ

診断名がついたら、もう戻れなくなる…

息子の将来が、そこで決まってしまうような気もしました。

当時の私は、現実をはっきり突きつけられることが怖くて、その一歩を踏み出す勇気が持てなかったように思います。

知らなければ、今まで通りでいられる…そんな気もちにしがみついていました。

夫に相談できず、気もちを一人で抱えていた

また、夫とコミュニケーションが取れていなかったことも、受診をためらう理由の一つでした。

仕事で忙しい夫に気を遣い、育児はほぼワンオペ。

夫と衝突したくない気もちが強く、次第に大事なことほど話せなくなっていきました。

ふたハ
ふたハ

療育園に通うことになったよ。

このような最低限の報告はしていましたが、息子の困りごとや、私の不安な気もちまでは、共有できていませんでした。

その結果、幼稚園の入園を目前にして、

  • 幼稚園に行くか、療育園を続けるか
  • 病院を受診する必要があるのか

このような大切な場面で、夫との認識のズレが一気に表面化しました。

今ふり返ると、息子の様子や私の気もちを、日頃から少しずつ夫と共有できていれば、物事をもっとスムーズに進められたように感じています。

わが家が発達外来の受診を決断したポイント

不安や迷いを抱えながらも、最終的にわが家は発達外来の受診を決めました。

小さな違和感や困りごとが少しずつ積み重なり、

ふたハ
ふたハ

このままではいけない!

と感じる瞬間が増えていったからです。

また、それまでの私は、私がなんとかしなければ…と一人で抱え込もうとしていました。

けれど、このころには、一人で抱えるのはもう無理だと、はっきり気づいていました。

言語訓練を受けるため

発達外来を受診しようと思った、いちばん現実的な理由は、言語訓練を受けるためでした。

言葉の遅れが気になり、相談を重ねる中で、発達外来で言語訓練を行っている病院があることを知りました。

正直なところ、発達外来を受診することへの不安は残ったままでした。

それでも、

ふたハ
ふたハ

受けられる支援があるなら、させてあげたい!

という気もちのほうが、少しずつ大きくなっていきました。

幼稚園入園前に、息子の「今」を整理するため

もうひとつの理由は、幼稚園入園を前に、息子の現状を整理しておきたかったからです。

親の感覚だけで判断するのではなく、専門の先生の視点で、

  • 息子の得意なことや苦手なことは何か
  • 集団生活で困る場面はどこか
  • どんなサポートが必要なのか

息子のことを知っておきたいと思いました。

発達外来は、息子を「評価する場所」ではなく、「理解するための場所」だと考えられるようになりました。

一人では、もう抱えきれないと気づいた

気づけば、悩みや不安をほとんど一人で抱え込んでいました。

ふたハ
ふたハ

気にしすぎかな…

ふたハ
ふたハ

そのうち伸びるかもしれない…

そうやって自分に言い聞かせながらも、心のどこかで、ずっと不安を抱えていました。

でも、このまま一人で抱え続けたら、私自身がつぶれてしまうように感じました。

ふたハ
ふたハ

頼れる相談先を探そう!

また、夫にも一緒に向き合ってもらうために、私自身が正しい情報を知り、説明できるようになりたい

そのためにも、病院の先生に話を聞いて、学びたいと思いました。

このように自分の考え方が変わったことで、発達外来を受診する決断につながりました。

療育園の園長先生が背中を押してくれた

最後に背中を押してくれたのは、療育園の園長先生でした。

もともと私自身の気もちや、息子のことを話すのは得意ではありませんでしたが、不思議と園長先生には、少しずつ話せるようになっていました。

夫を説得できずにいること。

幼稚園への進路や、発達外来の受診で迷っていること。

園長先生は、私の話を遮ることなく、最後まで聞いてくれました。

そして、地域の病院をいくつか教えてくれました。

ただ、「すぐに受診したほうがいい」とは言われませんでした。

診断を受けることの重みや、親が気もちを整理する時間が必要なことを、園長先生はよく分かっていたのだと思います。

だからこそ、結論を急がせるような言い方はされませんでした。

でも、

「困っているなら、相談してみるといいですよ」

最後にそんな一言をかけてもらったように覚えています。

その言葉を聞いたとき、困りごとをこのままにしないために相談してみようと強く思えました。

まとめ|発達外来は困ったときの一つの選択肢

発達外来に行くかどうかに、正解・不正解はありません。

私の周りにも、わが家のように行くと決めた家庭もあれば、行かないと決めた家庭もあります。

それぞれが、たくさん悩んだ末に出した答えです。

どちらを選んでも、大切な決断だと思います。

実際に受診してみてわが家が感じたこと

わが家も、最初から「受診しよう」と決めていたわけではありません。

不安や怖さが大きく、できることなら避けたい気もちのほうが強かったと思います。

でも、実際に受診してみて、発達外来は診断をつけるためだけではなく、今の息子の姿を整理し、これからどんな支援をしていくかを考えるための場所だと知りました。

発達特性には、ASDやADHDなどがありますが、はっきり分けられるものばかりではなく、それぞれの特徴が重なり合ってあらわれる場合もあります。

そのため、親の感覚やネットの情報だけでは判断が難しいです。

専門の先生に見てもらうことで、関わり方や支援の方向性が明確になり、わが家は「診断を受けてよかった」と感じています。

もちろん、受診したからといって、すべてがすぐに解決するわけではありません。

現実を知って、つらくなる瞬間もありました。

それでも、

ふたハ
ふたハ

この対応でいいのかな?

ふたハ
ふたハ

関わり方は合っているのかな?

正解が分からないまま手探りで向き合ってきた日々。

それが、今どこにいて、何に困っていて、これから何を積み重ねていけばいいのかが分かるようになり、私の気もちも少しずつ前を向けるようになりました。

受診を迷っている方へ伝えたいこと

発達外来は、必ず行かなければいけない場所ではありません。

でも、もし今、

  • 不安や迷いを一人で抱えている
  • 誰かに相談したいけれど、相談先が分からない
  • 子どものことで立ち止まっている感じがする

そんな気持ちがあるなら、一つの選択肢として、考えてみてもいい場所だと思います。

考え方や選択は、人それぞれ。

行くかどうかを決めるのは自分自身です。

ただ、不安を一人で抱え込まずに、誰かに頼っていい、相談していい…これだけは、はっきり言えます。

わが家の経験が、同じように悩んでいるママやパパにとって、少しでも安心できる材料や、判断のヒントになればうれしいです。

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