もしかして水疱瘡?軽症だった小学生のASD息子が苦戦したこと

こんにちは!ASD息子の子育て中の母、ふたハです。

先日、小学生の息子が水疱瘡(みずぼうそう)にかかりました。

ワクチンを接種していたこともあり症状は比較的軽かったのですが、最初は虫刺されだと思ったほどで、水疱瘡だと気づきにくかったです。

また、ASDの息子は症状そのものだけでなく、かゆみや薬、受診時の不安など、特性ならではの苦労もありました。

この記事では、

  • 小学生の息子が水疱瘡を発症した時の初期症状
  • 水疱瘡の受診で心配だったこと
  • ASDの息子が水疱瘡で苦戦したこと
  • 発症から登校までの経過

について、実体験をもとにまとめています。

※記事内には発疹の写真を掲載しています。苦手な方はご注意ください。

息子に発疹を発見!わが家が水疱瘡を疑った理由

娘の水疱瘡が落ち着き、登校を再開してから約1週間。

ふたハ
ふたハ

息子にはうつらずに済んだかな?

と安心していた頃でした。

お風呂に入っている時に、息子の肩と背中に気になる発疹を見つけました。

最初は虫刺されかな?と思った

最初に見つけた発疹は、肩と背中に1か所ずつ。

どちらもそれほど大きくなく、

ふたハ
ふたハ

虫刺されかな?

と思いました。

ちなみに、娘が水疱瘡になった時も、最初は虫刺されだと思いましたが、

  • お腹や背中など服で隠れている部分にたくさんの発疹が現れた
  • 1日のうちにどんどん数が増えていった

こうした状況から、

ふたハ
ふたハ

虫刺されではないかもしれない…

と気づくことができました。

ただ、最初の段階では判断が難しく、病院へ行くのが遅れてしまいました。

そのような経験があったため、息子の発疹を見つけた時に、水疱瘡も頭によぎりました。

熱もほとんどなく元気だった

さらに判断が難しかったのは、息子がとても元気だったことです。

熱を測ってみると37度くらい。

普段より少し高めかな?という程度でした。

食欲もあり、いつも通り遊んでいて、

体調が悪そうな様子もありませんでした。

娘が水疱瘡になった時も比較的軽症でしたが、息子はさらに症状が軽かったです。

もし娘の水疱瘡がなければ、そのまま見過ごしていたかもしれません。

2週間前に娘が水疱瘡にかかっていた

それでも、息子の発疹を見て水疱瘡を疑った一番の理由は、2週間前に娘が水疱瘡にかかっていたことです。

息子にうつらないように、

  • 食事を取り分ける
  • タオルを分ける
  • お風呂は娘を最後にする
  • 空気清浄機を回す
  • 水疱瘡にかかったことのある私が間に入って寝る

など、家庭内でできる範囲の対策はしていました。

それでも結果的には息子にも感染してしまいました。

娘が回復してからしばらく何事もなかったため、

ふたハ
ふたハ

もう大丈夫かもしれない!

と思っていましたが、やはり家庭内感染を完全に防ぐのは難しいと感じました。

念のため学校を休んで小児科を受診

発疹の数はまだ少なく、熱もほとんどありませんでした。

それでも、娘の時の経験があったことと、水疱瘡だった場合は周囲に感染させてしまう可能性があることから、翌日は学校を休ませて小児科を受診することにしました。

そして、翌日の朝。

病院に入る前に電話を入れ、

「水疱瘡の可能性があります」

と伝えました。

すると、一般の待合室とは別の部屋へ案内してもらうことができました。

病院によって対応は異なると思いますが、水疱瘡の可能性がある場合は事前に電話で相談しておくと安心です。

とはいえ、この時点では、

ふたハ
ふたハ

本当に水疱瘡なのかな?

という気持ちが強く、まだ半信半疑でした。

ASD息子の水疱瘡受診で心配だったこと

受診した時点では、息子の発疹はまだ数が少なく、熱もほとんどありませんでした。

そのため、

ふたハ
ふたハ

水疱瘡の診断できるのかな?

と不安でした。

実は、発疹そのものよりも私が心配していたのは別のところにありました。

検査や注射になるかもしれない不安

娘が水疱瘡になった時は、発疹の数も多く、診察ですぐに診断されました。

一方で息子は、

  • 発疹がまだ少ない
  • 熱がほとんどない
  • 元気も食欲もある

という状態でした。

そのため、

ふたハ
ふたハ

診断がつかなかったらどうしよう。

ふたハ
ふたハ

血液検査やPCR検査が必要になるかもしれない…

という不安がありました。

息子は小さい頃から注射や検査が苦手です。

成長とともに我慢できることは増えてきましたが、予想していなかったことが起きると不安が一気に強くなってしまいます。

できるだけ大きなパニックは避けたいと思っていました。

過去のパニック経験が頭をよぎった

実は少し前に、別の病院で久しぶりの大きなパニックを経験していました。

皮膚のトラブルで受診した時のことです。

私は診察だけだと思っていましたし、息子もそのつもりで病院へ行きました。

ところが診察中に先生から、

「これは取りますね」

と言われ、その場で処置をすることに。

事前に聞いていなかった息子は、

ぱんタ
ぱんタ

とらないー!

ぱんタ
ぱんタ

いやだー!

と大きな声で叫び始めました。

8歳になり、以前より我慢できることは増えていました。

それでも、心の準備ができていない状態で突然処置が決まったことは、息子にとって大きな負担だったようです。

結果的に複数の大人で対応しながら処置を行うことになりましたが…。

処置が終わったあとも気持ちを切り替えることができず、落ち着くまでにはしばらく時間がかかりました。

その日はちょうど夫も一緒だったため、安全な場所へ移動したり、落ち着くまで付き添ったりすることができました。

ただ、最近はここまで大きなパニックになることがなかったので、正直、戸惑いました。

8歳になって体も大きくなり、力も強くなっています。

ふたハ
ふたハ

もし同じことが私一人の時に起きたら対応できるかな…

そんな不安も強く感じました。

この経験から、

「実際にやるかどうか分からなくても、可能性があることは事前に伝えておく」

ことの大切さを改めて実感しました。

事前に見通しを伝えてから受診した

そこで今回は、病院へ行く前に息子へ伝えておくことにしました。

  • 「水疱瘡かどうか調べるために、検査をするかもしれないよ」
  • 「もしかしたら注射をする可能性もあるよ」

と、あらかじめ話してから病院へ向かいました。

息子は、

ぱんタ
ぱんタ

検査やりたくない!

ぱんタ
ぱんタ

注射いやだ!

と何度も言っていました。

それでも病院には来てくれたので、

ふたハ
ふたハ

いやだよね。

ふたハ
ふたハ

今までにもやったことがあるからできる!

ふたハ
ふたハ

痛くても一瞬で終わるよ。

と、不安な気持ちを受け止めながら過ごしました。

結果的に今回は検査も注射もありませんでした。

先生も判断に悩んでいる様子でしたが、水疱瘡と診断され、飲み薬5日分と塗り薬を処方してもらえました。

診察が終わるまでは不安そうな息子でしたが、検査がないと分かるとホッとした様子で落ち着きました。

ASD息子が水疱瘡で苦戦したこと

幸いにも、息子の水疱瘡は発疹の数がそれほど多くなく、熱もほとんど上がりませんでした。

ただ、症状そのものは軽かったものの、ASDの息子にとっては別の部分で苦戦することがたくさんありました。

特に大変だったのは、かゆみや薬への対応です。

水疱瘡のかゆみでかかずにはいられない

一番困ったのは、かゆみでした。

水疱瘡は発疹が増えてくると強いかゆみが出ます。

ふたハ
ふたハ

かくとひどくなるから我慢しようね!

と伝えても、かゆくなると反射的に手が伸びてしまう息子。

息子なりに我慢しようとしている様子はありましたが、無意識に触ってしまい、言葉だけで止めるのは難しいと感じました。

そこでわが家では、処方された塗り薬をこまめに塗るようにしました。

薬を塗るとベタベタするため、息子自身も手につくのを嫌がり、結果的に触る回数を減らすことができました。

ピーク時は何度も塗り直しながら様子を見ていましたが、発疹の数が比較的少なかったことは本当に救いだったと思います。

もし全身に広がっていたら、もっと大変だったと思います。

水疱瘡の飲み薬が苦くて飲むのに苦戦

もう一つ苦戦したのが飲み薬です。

処方された粉薬には少し苦みがあり、最初はなかなか飲むことができませんでした。

まず水に溶かしてみましたが、苦みが広がってしまい失敗。

次に粉のまま一気に飲もうとしましたが、口の周りに薬が付いてしまい、こちらも上手くいきませんでした。

試行錯誤した結果、ティースプーンに少量ずつ乗せて飲み、その都度お茶で流し込む方法に落ち着きました。

最初は1回分を飲み切るだけでも時間がかかっていましたが、数日続けるうちにコツをつかみ、だんだん自分で飲めるようになりました。

塗り薬のベタベタ感を嫌がった

また、塗り薬も息子にとっては大きなストレスでした。

水疱瘡の塗り薬はボンドのような質感で、乾くまでベタベタします。

感覚過敏がある息子にとっては、服が薬に触れる感覚

が気になったようで、最初のうちは不快そうにしていました。

ぱんタ
ぱんタ

まだ乾いてない?

ぱんタ
ぱんタ

服についてない?

と薬を塗った後に何度も確認していました。

幸い暖かい時期だったため、薬が乾くまでは半袖・半ズボンで過ごしたり、服を着るのを少し待ったりしながら対応できました。

かかった時期としては助かった部分もあったように思います。

ちなみに娘が水疱瘡になった時は、軽症だったとはいえ全身に50か所ほど発疹がありました。

薬を塗る範囲も広く、乾く前に肌着へ付いてしまうことも多かったのですが、そこは仕方ないと割り切っていました。

補足|親が大変だった塗り薬の後片付け

これは完全に親目線の話ですが、意外と大変だったのが塗り薬の後片付けです。

乾いた薬は少しずつ剥がれ落ちるため、気付くと床に白いかけらが散らばっていることがよくありました。

さらに失敗したのが、服に付いた薬に気付かず、そのまま洗濯機へ入れてしまったことです。

洗濯後に取り出してみると、薬のかけらが他の洗濯物にも付着していて大ショックでした。

発疹や薬の管理だけでも大変なのに、掃除や洗濯の手間まで増えてしまい、思わぬところで苦労しました。

水疱瘡というと発熱や発疹に注目しがちですが、わが家の場合は「かゆみ」「薬」「感覚の違和感」への対応が特に大変だったと感じています。

小学生ASD息子の水疱瘡|発症から登校までの経過

今回の水疱瘡は、ワクチンを接種していたこともあってか、比較的軽症で済みました。

ただ、発疹を見つけた時は本当に水疱瘡なのか判断が難しく、学校をどれくらい休むことになるのかも分からず不安に感じました。

ここでは、発疹を見つけてから登校できるようになるまでの経過をまとめます。

1日目|肩と背中に発疹を発見

お風呂に入った時に、肩と背中に気になる発疹を見つけました。

正直なところ、見つけた瞬間は虫刺されだと思いました。

熱もなく、元気も食欲も普段通り。

2週間前に娘が水疱瘡にかかっていなければ、そのまま様子を見ていたかもしれません。

2日目|小児科を受診し水疱瘡と診断

念のため学校を休み、小児科を受診しました。

診察を受ける頃には新しい発疹が少しずつ増え始めていましたが、

  • 大きめの発疹が3か所ほど
  • 小さな発疹を含めても10か所程度

という状態でした。

そのため、診断がつくのか不安でしたが、無事に水疱瘡と診断されました。

検査や注射はなく、飲み薬と塗り薬を処方してもらい帰宅。

お昼頃には37.2度ほどまで熱が上がりましたが、夜には平熱に戻り、元気に過ごしていました。

3〜5日目|発疹は増えず、かゆみと薬に苦戦

熱はなく元気でしたが、この時期はかゆみとの戦いでした。

早めに受診して薬を飲み始めたおかげか、発疹は10か所程度のままで、その後大きく広がることはありませんでした。

ただ、

  • かゆくて発疹を触ってしまう
  • 苦い飲み薬が飲みにくい
  • 塗り薬のベタベタ感が気になる

など、症状そのものよりも日常生活の中で苦戦する場面が多くありました。

それでも少しずつ薬の飲み方にも慣れ、発疹もかさぶたになり始めていきました。

6日目|すべてかさぶたになり登校許可が出る

薬を飲み終えた後、再び病院で診察を受けました。

受付で水疱瘡の経過観察であることを伝えると、念のため別室へ案内されました。

先生に発疹の状態を確認してもらったところ、

「すべてかさぶたになっていますね」

とのことで、翌日から登校してよいと許可が出ました。

発疹を見つけた時はどうなることかと思いましたが、結果的には約1週間で学校へ戻ることができました。

水疱瘡の経過まとめ

日数状態
1日目肩と背中に発疹を発見。元気・食欲あり
2日目小児科を受診し水疱瘡と診断。飲み薬と塗り薬を開始。37.2度まで熱が上がるが夜には平熱に戻る
3日目発疹は10か所程度。かゆみと薬の苦さに苦戦
4日目新しい発疹はほぼ増えず、かさぶたができ始める
5日目かゆみが落ち着き、薬にも慣れてくる
6日目すべてかさぶたになり、翌日から登校許可

まとめ|小学生の水疱瘡を経験して分かった5つのこと

今回、娘から息子へと続けて水疱瘡を経験し、実際にかかってみて初めて分かったことがたくさんありました。

最後に、特に印象に残った5つのことをまとめます。

① ワクチン接種後でも水疱瘡に感染することがある

正直なところ、

ふたハ
ふたハ

ワクチンを打っているから、もうかからないかもしれない…

と思っていました。

しかし実際には、娘も息子も水疱瘡に感染しました。

とはいえ、高熱が続くこともなく、発疹の数もそれほど多くなく、症状は比較的軽く済みました。

一方で、最初は虫刺されだと思ったほど症状が軽かったため、水疱瘡だと気づきにくかったです。

② 受診前に病院へ電話しておくとスムーズ

水疱瘡は感染力が強い病気です。

そのため、受診前に病院へ電話で症状を伝えておくと安心でした。

実際にわが家が受診した病院では、一般の待合室とは別の部屋へ案内してもらえました。

また、薬も車まで届けてくれました。

対応は医療機関によって異なりますが、事前に連絡しておくことでスムーズに受診できると感じました。

③ 症状が軽くても早めの受診が安心につながった

息子の発疹を見つけた時は、熱もほとんどなく元気だったため、水疱瘡とは判断しにくい状態でした。

それでも早めに小児科を受診したことで、水疱瘡と診断してもらい、すぐに治療を始めることができました。

そのおかげか、発疹が大きく広がることもなく、比較的軽い症状で経過したように感じています。

症状が軽い場合でも自己判断せず、早めに相談してよかったと思っています。

④ 発疹が少なくても登校まで約1週間かかった

症状は軽かったものの、学校を休む期間は思っていたより長くなりました。

水疱瘡は、すべての発疹がかさぶたになるまで登校できません。

わが家の場合は、発疹を発見してから約1週間で登校許可が出ました。

本人は元気でも登校できないため、仕事の調整や家庭での過ごし方を考えておく必要があると感じました。

⑤ ASDの息子は症状以外の部分で苦戦した

また、ASDの特性をもつ息子ならではの大変さもありました。

わが家の息子の場合は、

  • かゆみを我慢できず、発疹をかいてしまう
  • 苦い飲み薬を飲むことに苦戦した
  • 塗り薬のベタベタした感触を嫌がった
  • 検査や注射への不安が強く、受診時には配慮が必要だった

といった部分で苦労しました。

そのため、症状への対応だけでなく、子どもの特性に合わせたサポートも大切だと感じています。

この記事が、小学生のお子さんの水疱瘡が心配な方や、ASDのお子さんの受診や服薬に不安を感じているママやパパの参考になればうれしいです。

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