漢字が苦手だった小2のASD息子|好きに変わった3つの工夫

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わが家のASD息子は、漢字がとても苦手でした。

小学1年生のころは、書くだけでイヤイヤモードに…。

そのため、漢字の宿題に取り組むのは、毎回ひと苦労でした。

もともと就学前の発達検査で手先の不器用さを指摘されており、鉛筆を持つことや文字を書くこと自体、息子にとってはハードルの高いものでした。

入学後は、ひらがな、カタカナと一通り学びましたが、

ふたハ
ふたハ

なんとか読めるかな…

宿題の取り組みに時間をかけているのに、この出来ばえで大丈夫かなと思う日が続きました。

また、息子は間違いや失敗を強く嫌がるタイプだったため、

ふたハ
ふたハ

指摘しすぎると、何もやらなくなってしまうかもしれない…

入学当初はこのような不安もありました。

そこでわが家では、正しく書かせることよりも、書くのを嫌いにさせないことを優先することにしました。

とはいえ、枠からはみ出した字や崩れた文字を見るたびに、

ふたハ
ふたハ

このままで大丈夫かな…

と気もちが揺れたのも事実です。

それでも、関わり方や環境を少しずつ変えていく中で、決してきれいな字とは言えないものの、書くこと自体に慣れ、漢字への向き合い方にも変化が見られるようになりました。

この記事では、漢字が苦手だった小2のASD息子が、好きに変わったわが家の3つの工夫をまとめています。

同じように悩んでいるママやパパの、ヒントになればうれしいです。

▶ 書くのが苦手なASD息子を支える作業療法で学んだサポート方法

工夫① 文字を書くだけでイヤだった小1息子|嫌いにしない声かけ

小1のころの息子は、文字を書くことそのものが負担に感じているようでした。

毎日の宿題も、すぐに取りかかれる日は少なく、机に向かうまでに時間がかかったり、始めても別のことが気になってなかなか進まなかったり。

私はいつも横について、つまずいているところをフォローしながら一緒に取り組んでいました。

そのため、宿題が終わるまで私もハラハラ。

ふたハ
ふたハ

宿題をきちんと取り組まなせないと!

毎日プレッシャーを感じていました。

学校の宿題を取り組むときに気をつけたこと

息子の書いた文字を見ると、気になるところはたくさんありました。

  • トメやハネを意識していない
  • 本来出てはいけない部分が飛び出している
  • 枠からはみ出している
  • 書き順がバラバラ
ふたハ
ふたハ

正しく書けるようになってほしい!

ふたハ
ふたハ

読める字を書いてほしい!

このように期待する思いもたくさんありました。

でも、強く指摘すればするほど、書くこと自体が嫌いになってしまうのではないか。

そう感じる思いの方が強くなっていきました。

細かい部分を言いすぎない

学校の宿題は、すべてを直すことはやめました。

文字自体が大きく間違っているものは伝えましたが、

  • トメやハネが不十分でもOK
  • 多少バランスが崩れていても気にしない

このように、細かい部分は大目に見ることにしました。

まずは、

  • 宿題に取り組めたこと
  • 最後まで書けたこと

今息子ができている部分を大切にしようと、私の中で基準を決めました。

大事にしたいポイントをはっきりさせたことで、気もちはぐっと楽になりました。

また、学校の先生にも家庭の方針を共有し、

  • 様子を見ながら学校でもフォローしてくれる
  • 家で直せなくても、そのまま提出して大丈夫

このように配慮してもらえたことで、宿題へのプレッシャーが和らぎました。

できている部分を見つけてほめる

「できたね」「上手だね」だけでなく、

ふたハ
ふたハ

この部分が、ちゃんと止められているね!

ふたハ
ふたハ

このハネ、きれいに書けたね!

具体的に伝えるようにしました。

すると息子も、

ぱんタ
ぱんタ

ここはトメる!

得意げに教えてくれるように。

少しずつ、息子自身で細かい部分を意識する姿が見られるようになりました。

進研ゼミのテキストの取り組みで工夫したこと

わが家は年少の頃からこどもちゃれんじに取り組み、小学校入学後も進研ゼミを続けています。

ただ、算数は好きなのでどんどん進みますが、国語になると一気にペースダウン。

宿題に加えてテキストも取り組むのは、最初はなかなか大変でした。

漢字を交互に書いて、取り組む量を調整する

進研ゼミの1年生のテキストの漢字は、書き順が数字や色で分かりやすく示されています。

それでも、息子が一人で書き続けるのは大きな負担でした。

量は多くないのに、余白に落書きをしたり、ページをめくったり、気がそれてなかなか進まないことも。

そこで、

ふたハ
ふたハ

1回目はママが書くから見ててね!

ふたハ
ふたハ

次は書いてみよう!

と、交互に書くようにしました。

一緒に取り組む時間に変えて、息子が無理なく取り組める量に調整しました。

気をつけるポイントを一緒に確認する

さらに、

ふたハ
ふたハ

ここは出ないように書くよ!

ふたハ
ふたハ

ゆっくり書くとはみ出しにくいよ!

書き方の見本を見せながら、その都度ポイントを一緒に確認していきました。

ときには私がわざと間違えて、

ふたハ
ふたハ

どこがダメでしょう?

ふたハ
ふたハ

ちがう所はどこかな?

間違い探しのようにすることも息子には効果的でした。

息子は笑いながら、

ぱんタ
ぱんタ

ココ!

ぱんタ
ぱんタ

じゃあこれは?

得意げに見つけると、今度は息子が出題者に。

テキストの完了時間は長くなりますが、やりとりを増やしながら取り組むことで、楽しく漢字に向かう経験を積むことができました。

こうして、受け身だった漢字練習は、少しずつ自分で考える時間へと変わっていきました。

工夫② 進研ゼミの漢字ポスターで、いつでも確認できる環境づくり

小1の頃の息子は、なかなか漢字が定着しませんでした。

  • さっき練習したばかりなのに思い出せない
  • そもそも漢字への興味も薄く、やる気が続かない
ふたハ
ふたハ

1年生の漢字でつまずいていて大丈夫かな…

正直、とても心配でした。

でも、そんなわが家を支えてくれたのが、進研ゼミの4月号で届く漢字ポスターです。

壁に貼って、いつでも見られるようにする

進研ゼミの漢字ポスターは、大きくてカラフルで見やすい作りです。

わが家では、息子の勉強机があるリビングの壁に貼り、分からなければすぐ確認できるようにしました。

すると、ポスターに画数順で並んだ漢字に興味を持ち始め、何度も目にするうちに、自然と漢字に触れる習慣がついていきました。

そのおかげで、息子の漢字に対する拒否感も少しずつやわらいでいきました。

書けなくても、思い出せなくても失敗ではない

そして、息子が書いている途中で止まっても、まったく思い出せなくても、

ふたハ
ふたハ

確認してみようか!

ふたハ
ふたハ

調べれば大丈夫だよ!

書けないことを責めるのではなく、確認して書けたことをほめる。

思い出せないことを失敗にしないよう、漢字に向かうハードルを下げることを意識しました。

次第に、少しずつ自分からポスターを見に行き、確認して書く姿が増えていきました。

何度も確認するうちに、自然と覚えている漢字も増えていったように感じます。

漢字ポスターがきっかけで、興味が広がった

また、宿題の時間以外にも、息子がポスターを眺めていることがあります。

息子なりの気になるポイントがあるようで、

  • 画数ごとの漢字の数を数える
  • 同じ音読みの漢字を探す
  • ひとつの漢字にいくつ読み方があるか確かめる

など、独自の視点で楽しんでいます。

気になったことを突然聞いてきたり、一人で解説を始めたりすることも。

宿題がなかなか進まず、今じゃない…と思うこともあります。

でも、漢字に興味を持ってくれたことがうれしくて、その姿をほほえましく見守るようにしています。


わが家で使っている漢字ポスターは、進研ゼミ小学講座4月号の教材です。

気になる方は公式サイトで内容を確認してみてください。

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工夫③ 画数が増えた漢字に苦手意識を持った小2息子|効果があった覚え方

1年生の漢字は比較的シンプルでしたが、2年生になると一気に画数が増え、複雑な字が増えていきました。

視覚からの情報を強く受け取る息子は、漢字を見ただけで圧倒されました。

ぱんタ
ぱんタ

むずかしい…

ぱんタ
ぱんタ

できない!

せっかく1年かけて身につけた書く習慣も、画数の多い漢字を前にして、苦手意識がよみがえってしまいました。

知っている文字や漢字に分解して教える

2年生になって最初につまずいたのが、「書」という漢字でした。

横線が重なって見え、何本書けばいいのか分からないと混乱している様子でした。

そこで、漢字をパズルのように分解して教えてみることにしました。

ふたハ
ふたハ

これ、何と何でできてると思う?

息子と一緒に確認しながら、

  • まず、カタカナの「コ」を書くよ
  • 次に、漢字の「三」を書くよ、ポイントは1本目は「コ」の間を通してね
  • 縦に1本線を書くよ、ポイントは「三」の一番下の線で止めてね
  • 最後に、下に「日」を書くよ
ぱんタ
ぱんタ

できた!

ふたハ
ふたハ

知ってる字を使えば書けるね!

そう声をかけると、息子の表情が明るくなりました。

画数の多い漢字も、すでに知っている形の組み合わせだと気づいたことで、ぐっと分かりやすくなったようです。

パズルのように考えながら、楽しく覚える

複雑に見える漢字も、よく見ると、これまでに習ったパーツの組み合わせでできています。

新しいものを丸ごと覚えるのではなく、知っているものを組み立てる感覚に変える。

息子の場合は、そのように教えると、漢字へのハードルが大きく下がりました。

次第に息子は、

ぱんタ
ぱんタ

これも分けられそう!

自分で分析するようになり、新しい漢字を練習しながら、自然とこれまでに習った漢字の復習にもなりました。

ASD特性のある息子は、ルールやパターンを見つけることが得意です。

漢字を暗記科目にするのではなく、構造を探す遊びに変えたことで、苦手意識が少しずつ薄れていきました。

まとめ|「イヤ」を減らすことから始めた、わが家の漢字の学び

1年生の頃、漢字がなかなか覚えられず、宿題の時間がおやこ共に苦しく感じてしまうことがありました。

けれど、

  • 「できた」に目を向ける声かけ
  • いつでも確認できる環境づくり
  • 漢字を分解して考える工夫

こうした小さな積み重ねによって、息子の中の苦手は少しずつやわらいでいきました。

ただ、文章を読んだり、感想を書いたり、自分の考えをまとめたりと、国語にはまだ苦手な部分がたくさんあります。

それでも、

  • 学校の宿題の漢字をひとりで書けるようになった
  • 進研ゼミの漢字ページを自分で進められるようになった

そんな息子の姿を見るたびに、漢字が「苦手」から「わりと好きなもの」へ変わってきて、うれしく感じています。

この変化をきっかけに、ほかの学習にも良い影響が広がっていくことを期待しています。

また、わが家では、漢字をパズルのように分解して教える方法が合っていました。

けれど、これはあくまで一つのやり方です。

  • 書き順の番号で覚える
  • 耳から聞いたほうが覚えやすい
  • 何度も書くことで安心できる

このように、お子さんによって合う方法はさまざまです。

まずは、安心して向き合える環境を整えることから始めてみましょう。


わが家では、進研ゼミの教材をベースにしながら、息子に合う環境づくりをしてきました。

もし、

  • 漢字に苦手意識がある
  • 家庭での学習習慣をつけたい
  • 子どもに合う教材を探している

このように感じているママやパパにとって、ひとつの選択肢として参考になればうれしいです。

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