ASD息子の家庭学習|やる気が出る工夫と継続できる習慣づくり

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ASD(自閉スペクトラム症)である息子の家庭学習は、スムーズにいかないことが多いです。

ふたハ
ふたハ

家庭学習をやらせたいけれど集中できない…。学校の宿題で精一杯。

ふたハ
ふたハ

よかれと思ってアドバイスをしただけなのに…過敏に反応して、すぐにやる気をなくしてしまう。

特に、小学1年生の頃は、家庭学習の習慣が安定せずに苦労しました。

息子は文字を書くことが苦手だったり、間違えることや指摘されるのを嫌がるなど、取り組みに時間がかかっていました。

けれど、息子のペースを尊重したり継続できる工夫を見つけながら、少しずつ前向きに学べるようになりました。

この記事では、ASD息子の家庭学習を習慣化できた、わが家の工夫と実践方法をまとめました。

ASD息子が家庭学習でつまずく原因とは?

就学前は息子がやりたい時に合わせてドリルやワークに取り組んでいました。

しかし、小学生になると毎日宿題があります。

そのため、家庭学習でのわが家の最初の壁は、毎日取り組む習慣づくりでした。

さらに、ASDの特性がある息子にとっては、環境や感覚面の影響でつまずくことが多いです。

ここでは、息子が実際に苦戦した場面をいくつか紹介します。

集中が続かない・気持ちの切り替えが難しい

学習中にちょっとした音や刺激が気になると、集中が一気に途切れてしまう息子。

集中して取り組めば30分以内で終わるのに、遊んでしまったり、別のことをやり始めたり…。

一度気がそれると、気持ちを切り替えるのに時間がかかり、1、2時間かけてだらだらと家庭学習をしていた時期もありました。

文字を書く・読むことに苦手さがある

息子は、小学校に入学したころから「書く」「読む」ことに苦手さがありました。

まず、手先の不器用さによって、文字をきれいに書くのが難しかったです。

鉛筆の力加減やコントロールが上手くできず、すぐに手が疲れてしまい、書くことに抵抗感がありました。

ふたハ
ふたハ

マスの中に文字をおさめるのも難しかったです。

また、読むことにもつまずきがありました。

音読では、文字を一文字ずつ追うことに一生懸命で、内容を理解しながら読むことができません

よく、単語を読み飛ばしたり、勝手に付け加えて読んでいました。

文章問題では、問題文を読まずに答えを書こうとしてしまうため、抜き出しの問題は答えられるのですが、自分の考えを要する問題は難しいです。

ふたハ
ふたハ

これは、小学2年生になった現在でも悩んでいる課題です。

「間違えるのが怖い」気持ちから自信をなくしやすい

「失敗したくない」「注意されたくない」という気持ちが強く、一度間違えたり言いすぎてしまうと、やらなくなってしまう息子。

少しの失敗でも自信をなくしてしまい、気持ちを立て直すまでに時間がかかります。

1度の間違いや失敗した経験をよく覚えており、挑戦する前に諦めてしまう姿も見られました。

また、注意や指摘に対して過敏に反応して、やる気を失ってしまうこともよくあります。

ふたハ
ふたハ

私がやさしく声をかけたつもりでも、「怒られた」と感じてしまうようで、教え方がむずかしいです。

ASD息子の家庭学習をスムーズに進めるための工夫

ASDの特性をもつ息子の家庭学習では、取り組みやすい「環境づくり」や「声かけ」が必要です。

また、ASDの特性をうまく利用しながら進められると、親子共にストレスが軽減できるので、おすすめです。

息子の家庭学習の環境を整える時に、実際に効果を感じた工夫を3つ紹介します。

工夫①「勉強の時間」を決めるより、「学びやすい環境」を整える

息子が年長の頃は、「時間」のこだわりが強い時期がありました。

たとえば、「15時になったらおやつを食べる」と息子が自分で決めたルールは絶対にやらないと次に進めません。

ですが、もちろんやり遂げられない日もあり、少しでも15時を過ぎたら、怒ったり泣いたり…気持ちが崩れてしまいます。

ぐずぐずになった息子の対応が面倒だったので、当時はできる限り15時に息子がおやつを食べられるようにサポートをしていました。

ふたハ
ふたハ

時間を守ることはいいことなのですが、守りすぎもしんどい…。

そのため、勉強の時間を決めてしまうと、決まった時間に勉強をやらなくてはいけない「こだわり」になってしまうのではないかと感じました。

さらに、日によっては、学校の下校時間が異なったり、放課後等デイサービスを利用する日は帰りが遅く、時間で宿題をするタイミングを決めるのは息子の場合はうまくいきませんでした。

そこで、「時間」ではなく「環境」を整えることに注力しました。

息子の家庭学習の取り組みで配慮したポイント

  • 家庭のルールづくり…おやつを食べたらすぐに宿題に取り組む、宿題が終わるまで遊べない
  • 家庭学習の環境づくり…今日やる宿題のみを机に置く、宿題中はテレビをつけない、周りに遊べるものを置かない

工夫②親の声かけを減らして「自主性」を育てる

とはいえ、ルールや環境を整えても、息子の気分がのらず、スムーズに家庭学習に取り組めない日もたくさんありました。

ある程度の時間までは静かに見守るものの、私の我慢の限界を超えると「早くやりなさい!」と怒ってしまうことがよくありました。

その結果、泣きながら机に向かう息子をみて、無理にやらせてしまった自分への後悔が積もります。

このままでは、お互いにとって「家庭学習=つらい時間」になってしまうと感じました。

そこで取り入れたのが、声かけを減らす仕組み化です。

  • ホワイトボードに宿題の内容を書いて可視化する
    …言葉で伝えなくても、息子自身が「次に何をするか」を理解できるようにしました。
  • 「今日は何時ごろやる?」と予定を本人に決めてもらう
    … 自分で決めたスケジュールのほうが納得感があり、切り替えがスムーズになりました。
  • 「やる・やらない」の選択肢をつくる
    … 強制ではなく、息子の選択を尊重しました。ただし、「やらない」を選択した場合は、先生に自分で説明するように息子に伝えました。

このように、親が指示するのではなく、子どもが自分から動ける仕組みをつくることで、声かけのストレスも減り、息子のペースで学習が進むようになっていきました。

工夫③息子の特性を生かして「自己肯定感」を高める

ASDの子どもは、「好きなこと」や「興味があること」に対して、集中力を発揮する傾向があります。

息子の場合は、数字に興味があり、毎日カレンダーをみて予定を確認したり、時計を何度もチェックして時間通りに行動する習慣がありました。

息子が好きな「数字」を家庭学習に取り入れたわが家の一例

  • 学習予定を「時間」で区切る
    …「このプリントは15分でやる」「17時までにここまでやろう」など、時間を具体的に伝えることで、ゴールが明確になり集中しやすくなります。
  • カレンダーで取り組みの記録を「見える化」
    …学習をした日にシールを貼ったり、色を塗ったりすることで、達成感が目に見てわかり、モチベーションを維持できます。
  • 正解数やページ数を「数値化」して褒める
    …「今日は10問もできたね」「昨日より1ページ多いね」と、数字を使って具体的に褒めることで、成果が実感しやすくなります。

「好きなこと」「興味のあるもの」を家庭学習に取り入れることで、前向きな姿勢で取り組めるようになりました。

また、やらされる勉強ではなく、「自分でできた」成功体験を積み重ねることで、少しずつ自信も育っていったように感じます。

進研ゼミを活用!ASD息子が無理なく取り組めるサポート方法

わが家では、学校の宿題だけでなく、「家庭学習の習慣づくり」と「学校の授業のフォロー」のために、進研ゼミ小学講座を取り入れています。

数ある通信教材の中から進研ゼミを選んだ理由は、「選べる学習スタイル」と「やる気を引き出す仕組み」が、ASD特性のある息子に合っていたからです。

【進研ゼミ小学講座】進研ゼミの基本情報

聴覚過敏のある息子には「紙テキスト学習」が最適

ASDの息子には聴覚過敏があり、苦手な音がたくさんあります。

タブレット学習においては、不正解を出したときの「ブザー音」に強いストレスを感じていました。

最初は便利そうだとタブレット教材を試しましたが、「間違える=嫌な音が鳴る」経験が重なり、次第に間違うこと自体を避けるように…。

最終的には、回答ボタンを押すのも嫌がるようになってしまいました。

そのため、現在は紙のテキスト教材を中心に学習しています。

自分のペースで落ち着いて取り組め、間違えても音が出ないので、安心して学習できるようになりました。

ふたハ
ふたハ

親子ともにストレスが減りました!

シールや付録でやる気アップ!無理なく進められる仕組み

進研ゼミのワークは、息子のやる気を引き出してくれる仕掛けがたくさんあります。

そのおかげで、息子にとって無理なく続けられていると感じています。

  • 1回分取り組んだ後のシール貼りが楽しみ
    …「ここまで頑張った!」と目で見て実感でき、次に進む意欲につながります。月によってはシール貼りに加えて、スクラッチやカードめくりなど、遊び要素のある仕掛けもあり、息子のお気に入りです。
  • 付録教材がモチベーションになる
    …メインテキストの他に毎月届く付録教材は、息子にとってごほうびのような存在で楽しみにしています。
  • 見やすいデザインと程よい分量
    …ページがカラフルで、イラストが多く、視覚的に分かりやすいです。1回あたり10分~15分で取り組めるので、集中力が短い息子にとっては丁度良い量です。

壁に貼るだけで自然に学べる!漢字・九九ポスターの活用

わが家で特に重宝しているのが、進研ゼミの漢字・九九ポスターです。

ふたハ
ふたハ

サイズが大きく、カラフルで見やすいです。

わが家では、ポスターをリビングの壁に貼り、息子が勉強中にわからない時にポスターを見てすぐに確認できるようにしています。

また、ポスターを常に見える位置に貼っておくことで、遊んでいる時でも漢字や九九を見る機会を増やせ、学習に親しむきっかけになっています。


わが家のASD息子が無理なく取り組める通信教材//

ASD息子の家庭学習を続ける習慣づくりのコツ

家庭学習の環境が整ったら、次のステップは「続けること」です。

ASDの特性をもつ息子にとって、学習を毎日の習慣にするためには工夫が必要です。

ここでは、わが家で実際に試して効果を感じた、ASD息子が家庭学習を無理なく続けるための3つのコツを紹介します。

コツ① 取り組む日をホワイトボードに書いて「見える化」する

息子は「いつ」「何をするのか」見通しがはっきりしていると安心して行動できます。

そのため、わが家では、ホワイトボードを使って一週間の学習スケジュールを「見える化」しています。

宿題の内容や進研ゼミを取り組む日をあらかじめホワイドボードに書いておき、「今日はこれをやる日だね」と声をかけるだけでスムーズに動けるようになりました。

また、計画が明確になることで、「やりなさい」と私が言わなくても自分で取り組める流れができました。

ASDの子どもにとって、見通しのある環境は安心感と主体性の両方を育てるサポートになります。

コツ② 完璧を目指さず、気分や体調に合わせて量を調整する

息子には、集中できる日とそうでない日のムラがあります。

そのため、「毎日完璧にやる」ことを目標にすると、親子ともにプレッシャーになってしまいます。

さらに、息子の場合、「やらなければいけない」というこだわりが強く出やすく、一度うまくいかないと「もうやらない!」と泣いてしまうことがよくあります。

そこで意識したのは、「できた量やできばえ」よりも「取り組めたこと」を評価するようにしています。

ふたハ
ふたハ

「ここまでできたね!」

「今日もよく頑張ったね!」

「間違っても大丈夫だよ!」

前向きな声かけを続けるうちに、息子の間違いに対する抵抗感が少なくなったように感じます。

また、疲れている日は量を減らしたり、「やれなかった分はいつやる?」と一緒に相談して決めるなど、柔軟に調整する姿勢も大切です。

このように、「続けられた!」経験を積み重ね、自信をもって家庭学習に取り組めるようになりました。

コツ③ 一緒に取り組み、「できた!」を共有して自己肯定感アップ

ASDの息子にとって、親の安心感や共感の存在はとても大きいです。

わが家では、勉強の時間を「一緒に過ごす時間」として大切にしています。

横で見守ったり、問題を一緒に読んだり、丸つけを手伝ったり…。

このような関わりを積み重ねることで、息子は安心して学習に向かえるようになりました。

また、「ここ間違ってるよ」ではなく、「この問題、前よりスラスラ解けたね」「自分で最後までやりきれたね」など、できたところに注目して褒めることを意識しています。

家庭学習を「怒られる時間」ではなく「褒められる時間」にすることで、息子にとって家庭学習が楽しい時間となるように配慮しています。

一緒に喜び、一緒に達成感を味わうことで、継続力につながっていると感じます。

まとめ|ASD息子のペースを大切にした家庭学習の環境づくり

ASD息子の家庭学習の環境づくりでは、集中できなかったりやる気の波が激しかったり…と、うまくいかない日が多くありました。

それでも、「自分で取り組めた」「今日はここまでできた」など、小さな成功体験を積み重ねることで、今では前向きに学ぶ姿が増えてきました。

また、ASDのお子さんは、得意・不得意の差が大きい傾向があります。

ですが、息子を近くで見ていて、自分のペースで確実に成長していける力を持っていると実感しています。

大切なのは、焦らず、比べず、その子のペースに合わせてサポートしていくことです。

親子で少しずつ、一歩ずつ、前に進んでいきましょう!


進研ゼミ小学講座を活用して家庭学習の環境を整える//

  • タブレットでもテキストでも学べる柔軟なスタイル
  • 達成感を味わえる仕組みでモチベーション維持
  • 家庭学習の「習慣化」をしっかりサポート
ふたハ
ふたハ

お子さんのペースに合わせて、「勉強=楽しい」環境を整えながら、無理なく進めましょう!

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